女優の今田美桜さん(28)がヒロイン若松のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・0)の第72回が8日、放送され、会社のピンチを2回も救ったのぶの幼なじみ、柳井嵩(北村匠海さん)の活躍っぷりに多くの視聴者が大興奮。SNSに大きな反響が寄せられました。
「人は見かけによらんもんやにゃあ」
入社試験が行われた日、翌日の紙面に穴が空く可能性が発生。のぶは嵩のことを「挿絵も描けます!」と猛アピールし、合格者の人選を進めていた主任の東海林明(津田健次郎さん)に推薦しました。
夜遅く、高知新報に連れてこられた嵩は、言われるがまま記事に合う挿絵を描くことに。締め切りまで1時間を切る中、夢中で絵を描く嵩を、のぶは陰から見守りました。
午後11時半ごろ、嵩は無事に挿絵を描き上げると、東海林は「分っかりにくい文章、補填しちゅう」とその出来栄えを絶賛。履歴書を見ながら「へえ~。人は見かけによらんもんやにゃあ。東京の高等芸術学校出ちゅう」と目を丸くしました。この活躍が「即戦力」とみなされ、その1週間後、嵩は高知新報に入社しました。
また終盤では、のぶが所属する「月刊くじら」編集部で、同僚の岩清水信司(倉悠貴さん)が担当していた漫画家が1枚も書かずに逃亡するというまさかの事態が発生。編集部に動揺が走りますが、東海林は冷静で、のぶの方を見て「こういう時は…」とつぶやきました。
社会部から月刊くじら編集室に連れて来られた嵩は、「漫画を描け。50分で」という指示を受けました。驚きながらも何かと考え始める嵩に、のぶは「柳井さん、書き溜めちゅう漫画とか、ないがですが?」と尋ねました。
嵩は「兵隊に行ってから漫画は一度も描いてないんだけど…」と返しますが、のぶが心配そうな素振りを見せると、覚悟を決めたように猛烈な勢いで漫画を描き始めました。「困った時のメガネくんやなぁ」とつぶやく東海林の横でのぶは笑みを浮かべました。
SNS上の感情
第72回の放送での嵩が高知新報のピンチを2回も救う展開に、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜び」の声(65%)
「嵩が実戦の場で自分のアピールができて新聞社に採用になった」
「目を輝かせた姿が印象的」
「かっこいい」
「縁の下の力持ち的な役割」
「東海林さんが頼もしい」
主な「楽しむ」声(30%)
「これから話が進むごとに、いろんな仕事を任されていく」
「特別な才能、能力の持ち主は案外、見た目が頼りない」
「信頼できる、仲間に入れておきたいと思わせる」
「嵩の漫画を心待ちにしていた気持ちがあふれ出るような演技」
「嵩が社員として採用される強力なアシスト」
まとめ
今回の分析では、第72回の放送での嵩が高知新報のピンチを2回も救う展開に、「いよいよ嵩が活躍できる舞台が整ってきた」「漫画なら本領発揮」と指摘する声が寄せられました。
ライターコメント
嵩が得意の絵を描くことで活躍し、周囲に認められるようになる展開に視聴者は大興奮。SNSでは「立派な即戦力」「才能が認められた」「一芸は身を助ける」と歓迎する投稿が相次ぎました。また嵩の活躍を喜ぶ、のぶの姿にも注目が集まり、「うれしそう」「笑顔を見せているのがいい」などの意見が見られました。
>【第71回】NHK朝ドラ「あんぱん」嵩が高知新報のピンチを救う? SNS「なんというタイミング」
>【第70回】NHK朝ドラ「あんぱん」のぶと嵩が入社試験で再会 SNS「二人の距離が近付いていく」