第107回全国高校野球選手権大会は5日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕しました。開会式では今年で戦後80年を迎えることから終戦の翌年1946年大会で優勝した浪華商(大阪)=現大体大浪商=の安田智樹主将(3年)が先導役を務め、前年優勝校の京都国際を先頭に49校が、北から南の順に入場行進しました。
「思う存分野球ができることに感謝」
開会式直後の開幕試合を行う創成館(長崎)と小松大谷(石川)は式典で体を動かさない時間をできるだけ長く取るため、行進の順番は最後となりました。
選手宣誓では、智弁和歌山の山田希翔主将が「野球を愛する仲間たち、これまでもこれからも私たちを支えてくださる全ての方々、そして今ここ甲子園で思う存分野球ができることに感謝し、勇気をもって全力でプレーすることを誓います」と、元気よく宣誓しました。
SNS上の感情
智弁和歌山の山田主将の選手宣誓について、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜ぶ」声(50%)
「素晴らしい宣誓」
「高校野球は魅力あるもの」
「開会式は夕方開催も良いかもしれない」
主な「哀しむ」声(25%)
「この文章はどうやって考えているんだろうか」
「選手宣誓や開会式っている?」
「選手達も真面目に真摯に向き合わないといけない」
主な「楽しむ」声(15%)
「高校野球の魅力は変わらない」
「伝えたいことを見事に伝えた」
「こっちまで緊張した」
まとめ
今回の分析では、智弁和歌山の山田主将の選手宣誓について、「整列してるときにずっと口パクで何度も練習してた」「良く頑張って覚えた」とねぎらう声が寄せられました。
ライターコメント
今大会は暑熱対策として、第2、3、5、6日の1日4試合の日に試合を午前と夕方に分ける「朝夕2部制」となります。大会は順調に進めば休養日を含めて18日間で、22日に決勝が行われます。SNSでは「熱中症警戒アラートの中、 選手、応援客含め子供たちを屋根なし 球場で活動させてはいけない」と指摘する意見も見られました。
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