今年9月の世界選手権代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権が4日、東京・国立競技場で開幕し、男子100メートル予選で優勝候補の柳田大輝選手(21)がフライングでまさかの失格となりました。
茫然とした表情で一礼
柳田選手は予選6組の3レーンで登場すると、スタートの体勢に入りました。しかし、ピストルの号砲が鳴る前に姿勢が崩れ、前のめりで倒れる形に。係員が柳田選手の前に立ち、失格を意味するレッドカードを提示すると、茫然とした表情で一礼し会場を後にしました。
SNS上の感情
柳田選手がフライングで失格したことについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「哀しみ」の声(75%)
「ショックだろう」
「残念」
「切り替えて次につなげるしかない」
主な「怒り」の声(20%)
「一発失格とか…少し厳し過ぎじゃないか?」
「過剰なルールは変えるべき」
「本来の実力が測れない」
主な「楽しみ」の声(5%)
「プレッシャーに打ち勝つことのできる人材が世界に挑戦するチャンスを得る」
「一発勝負の怖さと同時に公平さも感じる」
「日本男子100mの層が厚くなってきた」
まとめ
今回の分析では、柳田選手がフライングで失格したことについて、「昔みたいにフライングは1回まで OK 、2回目にフライングした人を失格とするようにルールを改正してほしい」と要望する声もありました。
ライターコメント
柳田選手は今季、5月のセイコー・ゴールデングランプリで優勝するなど好調でした。しかし世界選手権の選考会を兼ねた大会ではまさかの結末となりました。SNSでは「フライング一発アウトはかなりシビア」「素人目ではとても分からない世界」と指摘する意見も見られました。