26日、とあるXユーザーの投稿がきっかけで、「平成女児」という単語が話題になっていたのをご存知でしょうか。
ネットスラング
「平成女児」というのは、文字通り、平成時代に幼少期を過ごした女性たちを指すネットスラングです。
とりわけ2000年代前後の小学生〜中学生の女の子たちが体験した独特の文化やトレンドを懐かしむ文脈で使われます。ファッションや文房具はじめ、テレビ番組、おもちゃ、遊び方など、当時特有の「可愛いカルチャー」が話題にされるのが特徴です。
たとえば、サン宝石のほっぺちゃん、ラメ入りのペンや香り付き消しゴム、「たまごっち」や「どうぶつの森」、プリクラやデコメ、「美少女戦士セーラームーン」や「おジャ魔女どれみ」などのアニメのほか、駄菓子屋や交換日記、プロフィール帳も象徴的な平成女児アイテムでした。
共感を呼ぶキーワード
SNSでは「平成女児の記憶」として、当時の文房具やファッション、ゲーム画面の画像が投稿され、「わかる!」と多くの共感を呼んでいます。つまり平成女児という言葉は、懐かしさと共感を共有するための合言葉であり、平成カルチャーを語るうえで欠かせないキーワードになっているといえます。
ただ、平成女児といっても、平成は1989年(平成元年)1月8日~2019年(平成31年)4月30日までの31年間続いただけに、SNS上では「平成初期」「平成中期」「平成後期」に分けた方がいいという意見もあり、それぞれが過ごした時間・時期によって、思い入れがある文化やトレンドには違いがありそうです。
ネット上の感情
26日にSNS上で大きな話題となった「平成女児」という単語に対し、どの年代が「真の平成女児」なのかという論戦も巻き起こり、SNSでは大きな盛り上がりを見せています。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「楽(笑い・面白がり・楽しみ)」の声(40%)
「(画像を共有し)懐かしい〜!!と言ってしまった人は、平成女児です」
「私はやっぱ平成女児の頃はここら辺なんだよな…」
「この謎の平成女児マウントの取り合いに参加するつもりは無いけど」
「シール交換しましょう平成女児たち!!!!!!」
主な「怒(批判・指摘・反発)」の声(35%)
「ずっと前から思ってたけど 平成女児 をステータス?に思ってる人ってマジでだるい」
「なんでこんな誰が平成女児かでもめてんの?精神年齢女児過ぎない?」
「平成女児名乗る癖に老害すぎるだろ、女児ではなく老害だよ普通に」
「やめろーー‼️平成女児は人を傷つけるためにあるんじゃない‼️」
主な「哀(悲しみ・心配・同情)」の声(15%)
「1989年平成元年生まれ、平成に生まれ、平成を生きたけど平成女児には入れてもらえない」
「平成女児の年代椅子取りゲーム起きてて悲しい💔」
「平成女児ブームにもインターネット老害が生まれ始めた」
「散々自分たちより年上を一様に老害とバカにしてきた子たちが令和のこの時代に平成女児という枠にしがみついて奪い合う姿、あまりにも滑稽すぎる」
主な「喜(祝福・応援・懐かしさ)」の声(10%)
「これでいくと08生まれも小学4年までは平成だったから、女児時代を平成に過ごした=平成女児って言えてしまう」
「平成が若い子に流行ってるのも事実なんかもしれんが」
「無理に定義付けするなら、児童は小学生を意味するから『平成中に小学生だった女性』かな」
「平成って31年間もあったんだから色んな平成女児がいて当たり前じゃん…」
まとめ
今回の分析では、「平成女児」というキーワードに対し、平成時代に女児だった頃の思い出やアイテムを共有する投稿が目立ち、「懐かしい!」「シール交換した!」といった声が数多く寄せられ、楽しげな雰囲気が広がっています。一方で、「誰が平成女児か」での線引きやマウントの取り合いに嫌悪感を示す声も強く、「争うな」「だるい」「老害化してる」といった批判も飛び交っています。全体として、懐かしさや誇りと同時に、対立や排他性への違和感も入り混じった複雑な反応が多く示されていました。
ライターコメント
いわゆる「平成女児」世代の筆者ですが、ときどき出てくるこの「平成女児」論争、難しいなと思います。「平成女児」ではなく「平成時代」とかに変えたらいいのでは、と、ふと思いましたが、どうなんでしょうか。ところで、みなさんの「平成」を感じるアイテムはなんでしょうか。ちなみに、筆者は「おジャ魔女どれみ」「オシャレ魔女ラブandベリー」あたりを見ると懐かしさを感じます。