大阪万博での超予約困難パビリオンといわれている、「null²(ヌルヌル)」の出展者・落合陽一さん(37)およびパビリオン公式アカウントは9月1日、Xにて、新たな入場方法「おみくじ入場」の開始を発表しました。
【100日後にヌルになるパビリオン:カウントダウン・イベント】
あと42日!「どちらにしようかなヌルの神様のいうとおり null²版」おみくじ入場開始。岐阜県高山市の日下部民藝館に創建された「計算機自然神社」で参拝者が引くデジタルおみくじのnull²版ができました!… pic.twitter.com/f3utThTOak
— Expo2025 「null²(ヌルヌル)」シグネチャーパビリオン公式 (@expo2025_null2) September 1, 2025
おみくじ入場とは
このシステムは、岐阜県高山市の「計算機自然神社」のデジタルおみくじを基にしています。
現段階では、開催の有無や時間はゲリラ的に当日告知ということですが、来場者がパビリオンでおみくじを引いて「ヌル吉」を当てれば、即入場可能となる仕組みです。また、3日より、「大凶」が出ても即入場できる運びとなっています。
飛騨高山の日下部民藝館では現在、「落合陽一 個展」を開催中で、こちらの計算機自然神社で導入されているデジタルおみくじを「null²(ヌルヌル)」版に適用させたということで、落合さんの発想のエッセンスがより味わえそうですね。
もし、おみくじで「ヌル吉」が出なかったとしても、「大吉」をはじめとした、普通のおみくじの楽しさが味わえるようなので、まさに運試しとして、やってみたいですね。
事前予約もほとんど埋まりがちな「null²(ヌルヌル)」では、現行の当日登録も併せて続行されているようです。
当日予約の難易度を実体験
事前予約もほとんど埋まってしまう「null²(ヌルヌル)」。現在は、入場した後であれば10分後から行える当日登録というシステムにおいて、一日に何回かのタイミングで予約枠が開放されています。
これまでにも落合さんや「null²(ヌルヌル)」に憧れつづけ、関連記事をいくつか執筆してきた筆者ですが、8月末に、突然、万博に行く時間ができました。その日は万博会場の午前入場枠が埋まっており、お昼入場枠しかとれなかったものの、ついに「null²(ヌルヌル)」が初体験できるかと期待に胸を膨らませながら訪問しましたが、結果的に入場はかないませんでした。
何とか予約を取ろうと、サイト上で「予約時間を選ぶ→予約するボタン→エラー→更新すると埋まっている→また別の予約時間を選ぶ」のループを繰り返し、気づいたら満枠になっているという状況が続きました。
筆者がスマホでリロードしまくってるとき、斜め前で綺麗なMacBook15インチを抱え、非常に都会感のある男子校生もずっとひとりごとをいいながら、頑張っていましたが、その学生もやっぱり無理だったようで、予約が取れないことをひどく嘆いていました。
筆者は、その日の夜、フランス館の中庭で「オリーブの木」を見ながら、隅っこで、また「予約開放時間」にあわせて当日登録のページをリロードし続けたものの、それでも、やはり無理でした。
「あれだけ落合さんの記事を書いたのに、髪型まで真似しようとしたのに、今回の『null²(ヌルヌル)』は無理だったか」と諦め、後ろ髪を引かれる思いで万博会場を後にしました。
SNS上の感情
「null²(ヌルヌル)」への新しい入場形式の「ヌルみくじ」に対し、SNSではコメントの投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「期待・喜び」の声(45%)
「本日おみくじ実施されたんですね 皆さんドキドキだったでしょうね〜 いつ開催かもドキドキです」
「不定期ゲリラ開催なので出会えるだけで『吉』ですね!」
「天才ですね 誰でも楽しめる万博に、これのおかげでなりますね」
「一生予約取れない気がしてたので嬉しいです!全てのパビリオンでおみくじ採用してほしいです」
「大凶いれる所が落合さん。 良いですね〜」
「結局、最後はアナログが一番公平って言う事ですね」
主な「感謝・称賛」の声(15%)
「どんな新たなモードが増えるのかと思っていたらおみくじ最高ww 成長著しいnull2 ちゃんと内容もあってお土産にもなる」
「あかーん!中吉やった。 でも楽しかった。 ありがとうございました ヌルヌルボタンを押すだけ簡単!」
「ヌルくじ、外れても記念品としてもうれしいし、ご利益ありそう。」
主な「質問・疑問」の声(25%)
「やってみたいのですが、いつまでやってますか?毎日やってますか?」
「おもしろそう!ハズレても持って帰りたいけど感熱紙?」
「会社帰り、18時でも、引けますか?」
主な「残念・不安・その他」の声(15%)
「おみくじ並びました。列が大きくなったら終了。声掛けだけなので、ウォークスルーと勘違いする人もいてる」
「全パビリオン、最後の1ヶ月ぐらい『おみくじ入場』になったら面白いのに」
「ハズレくじはnull壁に結び付け(貼り付け)てもいいですか?ご縁がありますように」
まとめ
今回の分析では、「null²(ヌルヌル)」への新しい入場形式の「ヌルみくじ」について、落合さんのアイデアを称賛し、よりパビリオンや、「ヌルみくじ」を楽しみにする投稿が相次ぎました。
ライターコメント
これを書いている最中に、やっぱりどうしても「null²(ヌルヌル)」に行きたくなってしまいました。「ヌルみくじ」も気になります。私「沼っている」のかもしれません。