書店で本やマンガを買うとつけてくれる「ブックカバー」に関するショート動画が、韓国で「大バズリ」しています。
まずは、その動画をご覧ください。
概要欄には、動画の説明が次のように書かれています。※訳・編集部
日本の書店で本を買うと、なぜいつも紙のカバーをかけてくれるのでしょうか? 単なる親切心の中に隠された、日本人の本当の気持ちをご存じですか?
地下鉄やカフェで、自分がどんな本を読んでいるのか他人に見せたくないという「読書プライバシー」の文化。この動画では、日本独特のブックカバーサービスに込められた深い意味、そしてこの文化がどのようにして「デザインブックカバー」という新しい市場まで生み出したのかを探ります。
私たちが気づかなかった日本文化の繊細な一面を、今すぐチェックしてみてください。
本にブックカバーをつけることは、私たち日本人にとっては当たり前の光景ですが、韓国の人からしたら珍しいものなのでしょうか。上記の説明文の中には、日本独特の「読書プライバシー」の文化とまでいわれています。
動画にはいったいどんなコメントが世界から寄せられているのでしょうか。気になりますので、さっそく見てみましょう。
SNS上の感情
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「懐かしさ・郷愁」の声(40%)※訳・編集部
「90年代までは提供していたが、いつなくなったのかわからない。書店ごとに専用のしおりも挟んでくれた」
「子供の頃、新しい教科書をもらうと一つ一つ丁寧に包装していた。包装紙を使ったり、厚くて硬いカレンダーを使ったりした」
「子供の頃、教科書を硬いカレンダーで覆った記憶が思い出される」
主な「肯定的・感心」の声(25%)※訳・編集部
「日本で本を買った時、これをしてくれるのを見て感動した。わぁ、すごくて上手だな」
「店員さんが本カバーをつけてくれる感性がとても好きで、日本に行くたびに本を1、2冊必ず買ってくる」
主な「実用性の評価」の声(15%)※訳・編集部
「表紙やタイトルが特殊なラノベを読んでいると隠したくなることもあるし、日本といえば推理小説が多いので電車で読んでいる時に誰かが隣の友達にネタバレするのを聞くのを防ぐためにも良さそう」
「確かにバスや電車では、見られたくない表紙の本は読みにくいので、ブックカバーを買おうかと思っていました」
主な「文化比較」の声(12%)※訳・編集部
「日本は些細なことでも伝統にしてしまう国だし、本当に便利な国だ」
「野説を公共の場所で合法的に見ることができる国」
主な「批判的・皮肉的」の声(8%)※訳・編集部
「とにかく、それもアナログ感性です」
「昔は私たちもそうしましたが、それを使ってみると本とは別に遊ぶので、結局剥がす人が増えて不便だという人が多かったです。 そして結局、環境問題に広がって無駄という問題が提起され、自然になくなりました。 なくなったらまたロマンで羨ましいか見ます 人心理とは… 私は個人的に持っていないのが楽でした」
まとめ
今回の分析では、多くの韓国人ユーザーが、かつて韓国でも同様のサービスが存在したが、今では地域の書店が消えてしまったため見られなくなったことを懐かしんでいます。一部のユーザーは1990年代頃まで韓国の書店でも行われていたこと、また学校の教科書をカレンダーの紙で包んだ思い出を共有しています。日本で本の表紙を包むサービスに感動した経験や、電車や公共の場で読んでいる本の内容を隠せるという実用性について言及するコメントもありました。