横浜市を中心に走行する横浜市営地下鉄が、2025年11月1日から各駅ホーム上の時刻表を二次元コード(QRコード)に切り替えているそうです。
この変更が18日ごろからSNS上で注目を集め、スマートフォンを持たない高齢者などに対する配慮が不十分だと批判する声などが相次いでいます。
配慮が不十分だと批判殺到!!
横浜市営地下鉄は、あざみ野駅―湘南台駅を結ぶブルーラインと日吉駅―中山駅を結ぶグリーンラインの2路線で、11月1日からダイヤを変更。これに合わせ、全駅ホーム上の時刻表もQRコードに切り替えたという背景だそう。スマホなどから読み込むことで、時刻表のほか運行情報なども確認できるので、便利かと思えばそうでもないようです‥‥。
交通局運転課の9月17日の発表によると、改札口付近には、従来の時刻表を改札口の近くに掲出。また、「ホーム上には列車の発時刻を表示する案内表示器を設置」しているとも説明しているが、切り替えから約2週間たった11月18日ごろから、今回のQRコード切り替えがSNS上で注目を集め、スマホなどの電子機器を持っていない人や、通信障害や充電切れの状況でスマホが使えない人を考慮していないとする批判が相次いだようです。
切り替えた理由は?
そもそも切り替えた理由は何かという質問に対し、担当者は、「QRコードにすることで、従来の時刻表以外に、電車の運行情報や列車の走行位置など、お客さまが知りたい情報を取れるように」と説明しています。
スマホを持っていない高齢者などに対しては、全体の運行時間を知りたい場合、駅の案内場でポケット時刻表を配布するようサポートしており、また間もなく発車する電車については、「ホーム上の電光掲示板で、次の電車とその次の電車の時刻は表示しております」と述べています。
現時点では従来の時刻表をホーム上に再掲出することは考えていないといいます。
「今後も反響が大きくなるようであれば、ポケット時刻表の案内をより丁寧にするなどの対応を考えております」と、担当者は話しているそうです。
SNS上の反応は?
横浜市営地下鉄の時刻表がQRコード化されたことに対し、沢山のコメントが寄せられています。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです

主な「批判的」のコメント(65%)
「スマホ持ってる人以外は乗るなって事かな🤔 いくら情報盛りだくさんにしたって意味ないじゃん」
「QRコードだけの時刻表は横浜市営地下鉄だったのか😮💨 QRコードがあるのは否定しないけど通常の時刻表無くすのは違うだろ」
「急な撤去は不便すぎる…。スマホ持たない人への配慮、もっと必要!」
「便利になるのは分かるけど、スマホ持ってない人や通信環境悪い人は完全に置いてけぼりじゃん💦」
主な「懸念・不満」のコメント(20%)
「いろいろなところでどんどんQRコード💦 QRコード苦手でござる」
「食事処でも注文がQRコードだったりするところがあって それがしガラゲーなので対応できず」
「やっぱり紙のメニュー表、パネルの時刻表見たい」
「どれだけ時刻改定するか知らないけど手を抜き過ぎ」
主な「中立的」なコメント(10%)
「横浜市営地下鉄って 思いの外 シンプルですね〜 これなら 時刻表も要らないか」
主な「肯定的」なコメント(5%)
「これは革新的です…QRコードをスキャンするだけです」
スマホ持たない人への配慮、もっと必要!
横浜市営地下鉄が従来の時刻表を撤去してQRコードに変更したことに対し、多くの批判的意見が見られます。主な批判点は、スマートフォンを持たない高齢者や通信環境が不安定な場合への配慮不足です。一方で、革新的だと評価する声も少数ありました。全体として、従来の紙の時刻表と併用するべきという意見が多数を占めています。
ライターコメント
筆者は、時刻表をあまり見ないタイプなので、時刻表がQRコード化されることに対し、中立的な立場かなと思います。歩きスマホが増えてしまうのではないかという懸念点だけ少し気になります。












