狩野英孝、話題のまどマギ実況で見せた〝神業〟にSNSは大反響「ほんま面白い」

2025.12.10 By - emogram編集部

お笑いタレント・狩野英孝さん（43）による副音声コメンタリーが人気のアニメ「『魔法少女まどか☆マギカ始まりの物語／永遠の物語』TV Edition」（毎週日曜午後5時～MBS/TBS系全国28局ネット）の第9話が12月7日に放送されました。

「『魔法少女まどか☆マギカ始まりの物語／永遠の物語』TV Edition」は、2011年に放送されたTVシリーズ「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版「[前編]始まりの物語」「[後編]永遠の物語」を全11話のTVシリーズとして再編成したアニメです。

新鮮な反応と鋭い考察が人気

「まどマギ」シリーズ未視聴の狩野さんによる副音声は、初見ならではの新鮮な反応や意外にも鋭い考察が視聴者の心に刺さり、ストーリーが進むにつれて絶望感が増していく作品を狩野さんのリアクションとともに楽しみながら視聴できると、回を重ねるごとに人気を集めています。

この記事では、狩野さんの神がかった実況が話題となった第8話（11月30日放送）の内容もあわせて紹介します。

第8話「そんなの、あたしが許さない」（※ネタバレあり）

魔女になったさやかを救うために奮闘する杏子の姿が描かれた第8話。

親友を失い、放心状態のまどかの部屋に「入っていいかい？」と姿を現したキュゥべえに「ダメに決まってんだろ」と怒りを露わにした狩野さんは、キュゥべえの真の目的が語られる場面で「えんとろぴー？」「何言ってるか全然分かんない」と、少々難解な説明に困惑。

しかし、「君たち人類は…どうして単一個体の生き死にでそこまで大騒ぎするんだい？」という問いかけには「今を生きてるからだろ！」と即答し、視聴者の胸を熱くさせました。

さらに、傷だらけの状態になってもなお、さやかを助けようとする杏子を見て「この後もあるんだぞ、あのワルプル…ワルプルの夜も」と「ワルプルギス」が言えないという天然さを発揮。また、杏子が絶命するシーンでは「うわぁうそだろ…」と動揺しつつも「今一瞬、カットインあったな」と、初見にして「隠しカット」に気づくミラクルな実況で視聴者を沸かせました。

第9話「もう誰にも頼らない」（※ネタバレあり）

ほむらの過去が明かされた第9話では、第1話と同じく転校生として登場したほむらの「変貌ぶり」に冒頭から困惑する狩野さんでしたが、魔女に襲われるほむらを助けに来た魔法少女たちを見て「マミさんだー！」と歓声を上げ、まどかが魔法少女になっていることよりも、絶命したはずのマミさんの登場に大きくリアクション。

しかし、喜びも束の間、静かに横たわるマミさんの姿が映し出されると「え？マミさん…」と絶句し、さらに、変わり果てたまどかの姿に「ちょっと待ってくれ！」と再び困惑。そこにキュゥべえが現れ、何やら不穏な空気に。

ほむらが「鹿目（まどか）さんとの出会いをやり直したい…彼女を守る私になりたい！」と願いを伝え、魔法少女になるシーンで狩野さんは「ほむらが世界を変えた！」と合点がいった様子。その後の展開から、ほむらがたった1人の友だちであるまどかを「絶望の運命」から救い出すために時間を操る能力でこの世界を何度もループしているという真実に気づくと「なるほどー！すげー！」と声を上げて感動していました。

さらに、この回でエンディングとして流れたオープニング曲の歌詞が実は「ほむら目線」のフレーズになっていることに気がつくと、興奮気味に歌詞を復唱し視聴者の笑いを誘いました。

「とにかくキュゥべえを絶滅させるしかない」

狩野さんは今回、キュゥべえがほむらに仕留められた場面で「害獣駆除」と発言したり、TVerの考察コーナーで「とにかくキュゥべえを絶滅させるしかない」「あいつが一番の毒」と吐き捨てるなど、魔法少女を生み出すキュゥべえへの憎悪がさらに増したようでした。

「魔法少女まどか☆マギカ」

「魔法少女まどか☆マギカ」は、未来都市を舞台に願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人知れず人類の敵と戦うことになる少女たちに降りかかる過酷な運命を、中学生・鹿目まどかを中心に描いたストーリー。2013年に完全新作となる「[新編] 叛逆の物語」が公開され、興行収入は20億円の大台を突破。2026年2月公開の新作映画「劇場版魔法少女まどか☆マギカ＜ワルプルギスの廻天＞」は、その正統続編として制作され、現在放送中のTVシリーズはこの映画に向けての振り返りとして楽しめる内容となっています。