東京都が今夏、一般家庭向けの水道基本料金を無償化する方針を固めたことが20日、明らかになりました。
長引く物価高で苦しむ家計を助け、エアコン使用を促して熱中症予防につなげるのが狙いです。6月の都議会定例会に関連経費約400億円を盛り込んだ補正予算案を提出するとのことです。
使用量に応じて料金が上乗せ
都の水道基本料金は給水管の太さで異なり、一般家庭向けは主に1カ月当たり860円、1170円、1460円となっています。使用量に応じて料金が上乗せされる仕組みです。都水道局が供給していない地域も都の負担で同様の措置を取るよう調整しています。
SNS上の感情
東京都が今夏、一般家庭向けの水道基本料金を無償化する方針が明らかになったことを受け、emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「喜」(約3.5割)
- 「哀」(約3割)
- 「怒」(約2割)
- 「楽」(約1.5割)
主な喜楽の声(約5割)
「高騰する電気代に回せるのは十分ありがたい」
「大賛成です」
主な怒哀の声(約5割)
「東京の財政が豊かすぎる」
「大都会だけ優遇」
まとめ
今回の分析では、東京都が今夏、一般家庭向けの水道基本料金を無償化する方針が明らかになったことに対し、「財政豊かな東京が実施するのは良いこと」と歓迎する意見がある一方、都民以外からは「おかしくないですか」と批判の声があがり、意見が真っ二つに割れていることが分かりました。
ライターコメント
財政的に余裕のある東京都だからこそできる政策だという見方と、長期的なインフラ整備の観点から懸念を示す意見が対立しています。SNSでは「東京都だけではなく、国からも物価高対策として支援をお願いしたい」と国に対する注文も見られました。