日本マクドナルドは18日、SNS発の人気キャラクター「ちいかわ」とコラボしたハッピーセットの第1弾(510円~)を5月16日から期間限定で発売したところ、予想を大幅に上回る売れ行きとなったことから、多くの店舗で販売を前倒しで終了したと発表しました。
大量のバーガーが捨てられる
同社では5月23日から第2弾を発売するとしています。
今回の第1弾では、ちいかわグッズの「転売」目的での購入が多かったとみられ、SNS上では大量のハンバーガーやポテト、ドリンクが店舗に捨てられている様子などが投稿されました。
このため、日本マクドナルドはリリースの中で「大変多くのお客様にご愛顧いただきましたことを心より感謝申し上げますとともに、ご購入を楽しみにしてくださっていたお客さまのご期待に添えず、誠に申し訳ございません」と謝罪しました。
SNS上の感情
今回、ちいかわコラボのハッピーセットの第1弾が前倒しで発売終了したことを受け、SNS上では多くの投稿が行われました。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「怒」(約8.5割)
- 「哀」(約1.5割)
主な「怒哀」の声(10割)
「そんなに買って、誰が食うんだよ」
「何で購入制限しないのだろうか?」
「置いてかれたマックセット持ち帰りたいわ 勿体ない」
「食べ物にもキャラクターにも愛の無い」
「勿体ない」
まとめ
今回の分析では、ちいかわグッズ目的での大量購入者によるハンバーガー類の廃棄が行われたことや、一般消費者が購入できなかったことへの怒りや悲しみを示す反応が示され、ネガティブな感情が100%を占めるという結果になりました。
ライターコメント
日本マクドナルドの「ちいかわ」ハッピーセットが、転売目的で商品を購入する「転売ヤー」によって大量購入されたこともあり、ほぼ即日で完売しました。転売目的で購入した人々は、セットのハンバーガーなどを捨て、おもちゃだけを高額でインターネット上に出品されているとされ、一般購入者からの怒りの声や不満の声が収まらない状況です。5月23日からはキャンペーンの第2弾が始まります。発売まで時間はあまりありませんが、日本マクドナルドには抜本的な転売対策を施す対応が求められることになりそうです。