女優、吉永小百合さん(80)が13日、東京都内で行われた主演映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」(阪本順治監督、10月31日公開)の完成報告会見に出席。役作りのため人生で初めてピアスの穴を開けたことを明かしました。
「開けるしかないと思った」
吉永さんにとって通算124本目の出演映画となる今作は、女性でエベレストの世界初登頂に成功し、晩年には余命宣告を受けながらも亡くなる直前まで山へ登り続けた田部井淳子さんの生涯を描く物語です。
多部純子役の吉永さんは「田部井淳子さんのピアスを頂きました」と耳に手をやり、「この役に没頭するには(ピアスの穴を)開けるしかないと思った」と言い切りました。
「皮膚科の先生から1カ月、泳いじゃいけないと言われて…とても辛いことだったけど我慢した」と大好きな水泳を休んだことも告白。一方で「(開けてみて)解放されたようにいい気持ちになった」とほほ笑みました。
SNS上の感情
吉永さんが役作りのため人生で初めてピアスの穴を開けたことを受け、SNS上では多くの投稿が行われました。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「喜」(約7割)
- 「楽」(約2.5割)
- 「怒哀」(約0.5割)
主な喜楽の声(約9.5割)
<喜びの声>
「いくつでも挑戦される姿はすてきだと思います」
「ピアスするとすごくかわいくてドキドキしました」
<楽しむ声>
「若い頃は楽しくてしてました」
「母の日はピアスをプレゼントしてる」
まとめ
今回の分析の結果、吉永さんが役作りのため人生で初めてピアスの穴を開けたことに対し「素直に見習いたい」など、好意的な反応が全体の9割以上を占める結果となりました。
ライターコメント
田部井さんのエベレスト登頂の偉業から50年になる今年、吉永さんは銀幕デビュー65周年を迎えました。「今は8合目。頂上に行けるか分からないけど、元気でやれる限りは田部井さんではないですけど一歩ずつ歩いて行けたら」と述べ、さらなる高みに挑戦する考えを示しています。SNSでは「古き良き時代の象徴としてあえて開けないでほしかったというワガママもあります」とする〝サユリスト〟(吉永さんの熱狂的なファン)の意見もありました。