東京ディズニーリゾートは、東京ディズニーシー限定で販売されている人気メニュー「ギョウザドッグ」(税込み600円)を東京ディズニーランドのアドベンチャーランド内にある「ボイラー・ルームバイツ」でも9月16日から販売すると発表しました。
ボイラー・ルームバイツは、蒸気船のボイラー室を改造した軽食レストラン。アドベンチャーランド内でひときわ目立つ外観をしています。
このほか東京ディズニーシーのポートディスカバリー内にある「シーサイドスナック」でも9月16日から12月25日まで販売が予定されています。
東京ディズニーシー開園当初からの人気メニュー
ギョウザドッグとは、細長い大きな餃子の見た目をした「食べ歩きフード」として人気のメニューで、豚ひき肉やキャベツ、ネギなどのジューシーな具材とふかふかもちもちの生地が特徴です。
東京ディズニーシーのミステリアスアイランド内にあるノーチラスギャレーという店舗で「ノーチラス号を整備するクルーのために、ネモ船長が考案した」という設定のもと発売されたことから、ノーチラス号の形をイメージされているともいわれています。
かつては「ノーチラスギャレー」限定メニューでしたが、需要が高いことから同じ東京ディズニーシー内の「シーサイドスナック」「リフレッシュメントステーション」などでも販売されたことがあったそうです。
SNS上の感情
東京ディズニーシー限定の「ギョウザドッグ」が東京ディズニーランドでも食べられるようになるという発表に対し、SNS上では多くのコメントが寄せられていました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「残念・否定的」な声(45%)
「シーのものをランドに持ち込んじゃだめよ ギョウザドッグのお店にだってBGS(バックグラウンドストーリー)あるんだから」
「ギョウザドッグはミステリアスアイランドで食うから美味いんだよ…」
「ノーチラス号の整備で忙しいクルーのためにネモ船長が作ってあげた食堂とギョウザドッグなんじゃないんですか………」
「古参がギョウザドッグのランド販売に反対してるけど、普通の入園者はBGSなんて興味ないからねぇ」
「『新しい商品開発するのめんどいし金かかるな…、せや! あれでええやん』みたいな社内会議が想像できちゃうのが残念」
主な「喜び・期待」の声(40%)
「え、シンプルにギョウザドッグ大好きだから大歓喜なんだけど…叩かれてるの?」
「ランドに!ギョウザドッグが!!やったー!!」
「ランドでもギョウザドッグ食べれるの熱い」
「ギョウザドッグ好きだから嬉しいけど、形もそのままだしBGS気にせずいく感じなのね」
主な「中立・情報共有」の声(15%)
「ランドでギョウザドッグが食べられる世界線に来てしまった シーのワゴンだけで売ってた時代が懐かしい…」
「ギョウザドッグで発狂してるdヲタ(ディズニーを愛してやまない人々)共よ。君達が思うほどゲストもキャストもシーにこだわってないからね。」
「話題のギョウザドッグの裏でうきわまんは販売休止…」
まとめ
今回の分析では、「ギョウザドッグ」がディズニーランドでも発売されることに対して喜びや期待する声が多い一方で、「ノーチラス号を整備するクルーのために、ネモ船長が考案した」というバックグラウンドストーリーを持っているだけに「全く関係ないランドで売るのは違うのではないか」という否定的な意見がやや多く見られました。
ライターコメント
筆者も小腹が空いたときに何度もギョウザドッグにお世話になりました。片手で持って食べられるから便利なんですよね。今回、販売が予定されている「ボイラー・ルームバイツ」も蒸気船のボイラー室を改造したという設定のレストランで、近くには「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」があり「船」というのは共通していますが、詳細なBGSがあるだけに「ランドでも売ってしまうのは…」と筆者にも思うところがあります。しかしシーの人気メニューがランドでも食べられるとプラスに考えようと思います。