集英社グループのホーム社は1日、発行するアイドル雑誌「Duet」について、12月号(11月7日発売)をもって休刊すると発表しました。
「心から感謝」
発表では、「いつもDuetをご愛読いただき、ありがとうございます。このたび、Duetは2025年12月号(11月7日発売)をもちまして、休刊することとなりました」と報告。
「創刊からこれまでの39年間、多くの読者の皆様、そして、取材させていただいた多くのタレント・アーティストの皆様、関係者の皆様に支えていただき歩んでこられたこと、心から感謝しています。誌面を通じて、少しでも読者の皆様の心に彩りや幸せをお届けすることができていましたら、編集部一同こんなにうれしいことはありません」と感謝をつづりました。
最終号は「39周年記念特大号」
最終号となる12月号は「39周年記念特大号」になるとした上で、「これまでの感謝の想いをこめて、編集部スタッフ一同、誠心誠意、編集作業をしてまいります。39年間、本当にありがとうございました。今後は別の形で皆様の〝推し活〟のお手伝いができますよう、挑戦を続けてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつし、投稿を締めくくりました。
1986年創刊のエンタメ芸能情報誌
「Duet」は、1986年11月に創刊以来、旬のアイドルを取り上げているエンターテイメント芸能情報誌。STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属のタレントを中心としたグラビアやインタビューを中心に掲載しており、1994年11月に集英社からホーム社にDuet編集部が移籍されていました。
SNS上の反応
ホーム社が、アイドル雑誌「Duet」を12月号(11月7日発売)をもって休刊すると発表したことに対し、SNS上ではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この発表に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。
主な「悲しみ」の声(65%)
「ただただ悲しくて、淋しいです。そして、長い間楽しませてくれてありがとうございました。いつかまた、手にとって読める日がきますように」
「DUET、休刊のお知らせ…悲しすぎます 取り上げてくださる記事はどれも素晴らしく、大好きでした」
「寂しくなります😔 学生の頃から毎月ではないですが現在も購入させていただいてるので😔」
「何冊買ったか数えきれないです!推しの無供給時代はアイドル誌だけが楽しみで、救いでした。DUET様ありがとうございました!」
「小学生の頃からずっと読んでました😢 寂しいです😢😢ありがとうございました」
主な「感謝」の声(30%)
「39年間お疲れ様でした。光GENJI、嵐、そしてなにわ男子でお世話になりました。残り2号楽しみにしています」
「初めて購入したアイドル誌がDuetでした!!!!たくさんの思い出をありがとうございました!!!!!♡」
「毎月、グラビアページを見るのが楽しみでした。文字量も豊富で、読みごたえも抜群!✨ 過去の号も、美しいマットピンナップと共に、大切な思い出の品のように感じています」
「V6が掲載されてた時は大変大変お世話になりました。ずっとあると思っていたのにビックリと寂しさもありますがずっと楽しませて頂いた事は感謝しかありません。本当にありがとうございました!」
「悲しいです。悲しい。最近ずっとご無沙汰でしたが、昔は光GENJIの沢山の取材ありがとうございました。記事の切り抜きいっぱい持ってます。本当にありがとうございました」
主な「期待」の声(5%)
「読者への丁寧なご連絡ありがとうございます🙏 続報を楽しみにしています!」
「どんなお知らせか気になります。楽しみに待っていますね!📢」
「気になる〜!続き早く知りたいです✨」
「これからも応援してます📣」
「さみしいですが、別の形で挑戦を続けていくとの事なのでまた会えることを楽しみにしています」
まとめ
今回の分析では、ホーム社がアイドル雑誌「Duet」が12月号をもって休刊すると発表したことに対し、休刊を悲しむ声のほか、長年の愛読に対する感謝を表したコメントが大部分を占めました。とりわけ学生時代から愛読していたという声が多く、King & Prince、Snow Man、Kis-My-Ft2、V6、光GENJIなど様々なアイドルのファンが思い出を共有しています。最終号の発売を楽しみにしながらも、アイドル雑誌が減っていく寂しさも感じていました。「別の形でまた会える」という言葉に期待を寄せる声も見られました。
ライターコメント
STARTO所属のタレントを中心に取り上げてきた「ポポロ」(麻布台出版社)は昨年7月、「WiNK UP」(ワニブックス)は今年3月、「POTATO」(ワン・パブリッシング)は今年5月に相次ぎ休刊を発表。さらにホーム社の「Duet」が休刊となることに対し、SNS上では「たくさんお世話になりました」「楽しい時間をありがとうございました」と感謝するコメントが多数寄せられていました。