皆さんは、「縦読み」という文化をご存知ですか?
ネット発祥の文化と思われがちですが、和歌の折句など、その片鱗は非常に古くから存在しています。
「縦読み」とは読んで字のごとく、手紙などの文章に仕込まれた「縦に読むと隠れた文章が浮かび上がる」というものです。
横書きで読んでも意味の通じる文章にしなければならないため、書いた人の腕が試されますよね。
ここ数年、縦読み文化が公に発揮されるのが「新聞のラテ欄」。テレビやラジオ番組の紹介をするあの場所です。
各SNSでは23日、「この瞬間きっと夢じゃない」という一文がトレンドに上がりました。23日は日本プロ野球のドラフト会議の日。中継が行われるTBSのラテ欄に仕込まれたのが「この瞬間きっと夢じゃない!」という縦読みだったのです!
SNS上の反応
そんな「粋」な縦読みに対してSNS上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「肯定的・感動」の声 (62%)
「テレビ欄の一列が、誰より雄弁だった」
「こういう遊び心、テレビならではで面白い!」
「『この瞬間きっと夢じゃない!』の演出、感動するわ🥹」
「粋ですね✨」
「こんなの泣く😭」
主な「驚き・発見」の声 (20%)
「一番下の横も繋げると この瞬間きっと夢じゃない!夢への扉が開く てなるのもまた良いよね」
「なんで気づいたw ファンには一発なのかな✨」
主な「 中立・解説」の声 (12%)
「2008年8月にSMAPが発売したシングルのタイトルになっており、同番組は昨年まで、元SMAPの中居正広氏が司会を務めていた」
主な「否定的」の声 (6%)
「司会をしてたからメッセージなのかもしれませんが… 世の中的に大丈夫なのかな?と思いつつもファンは嬉しいよね」
まとめ
今回の分析では、TBSのドラフト特番のテレビ欄が縦読みで「この瞬間きっと夢じゃない!」というSMAPの楽曲タイトルだったという演出に感動や驚きの感情を表しています。この番組は昨年まで元SMAPの中居正広さんが司会を務めていたことから、ファンにとっては特に嬉しい粋な計らいだと評価されています。一部には否定的な意見もありますが、多くは「遊び心」「粋な演出」として肯定的に受け止めていました。
ライターコメント
このような言葉遊びが大好きな筆者ですが、文字制限が厳しいラテ欄でこの縦読みを仕込む職人技は本当にすごいな…と素直に思いました。