宅配大手のヤマト運輸公式Xは26日、公式Xや公式サイトで荷物の増加に伴い、石川県や岡山県、東京都の島しょ部などで荷物の遅延が発生していることを発表しました。
#ヤマト運輸 【11月26日時点】お荷物のお届け遅延について
現在、ご依頼いただくお荷物の増加に伴い、一部地域にてお荷物のお届けに遅れが生じております。ご依頼される場合は、日数の余裕をもってご利用くださいますようご協力いただけますと幸いです。
詳細https://t.co/IrA4Ysbt89#遅延 #宅急便
— ヤマト運輸 (@yamato_19191129) November 26, 2025
荷物の依頼をする場合は日数の余裕を持って利用することと、
各地域での詳しい最新の営業状況については公式サイト上のWebページを確認するように案内しています。
佐川急便でも遅れが発生
佐川急便でも26日、公式サイト上で急激な荷物の増加に伴い全国的に荷物の配達に遅れが生じていることを発表し、日時指定している場合でも遅延が発生する可能性があることを案内しています。その影響で会員制のウェブサービス「スマートクラブ」や「LINE」で配信している「配達予定通知」も一時的に配信を停止しています。
ブラックフライデーの影響?
現在、Amazonなど大手通販サイトで「ブラックフライデー」に伴うセールを開催しています。ブラックフライデーとはアメリカで始まったもので感謝祭「11月の第4木曜日」の翌日の金曜日のことを指し、年に一度の大規模なセールイベントが開催されます。
日本でも2014年に初めて玩具量販店のトイザらスがブラックフライデーセールを行い、それから日本でも11月中旬ごろからブラックフライデーセールと称し、定着しました。
「無理なくね!いつもありがとう🫶」「ブラックなのは配送する方々の方」SNSの声
今回の宅配大手2社の荷物遅延の発表に対してSNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この発表に関するコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「理解・感謝」の声(42%)
「ブラックフライデーとお歳暮が重なると、配送センターはたぶん年末のボス戦みたいな状態なんだろうなと・・・。なんにせよ、焦らず待つしかないですね。」
「ええんやで。無理せんでええんや。本音を言えば会社の荷物は急いで欲しいけど、仕方ないものは仕方ない。明日必着は自分で持って行くよ。」
「大丈夫だよ☺無理なくね!いつもありがとう🫶」
「ブラックフライデーに踊ってしまった1人なので、発言権は無いのですが、ゆっくり届けていただいて結構でございます🙇いつもありがとうございます。」
主な「懸念・批判」の声(28%)
「ブラックなのは配送する方々の方」
「この時期だけでも翌日配達止めれば良いのに」
「なぜ荷物の増加ではなく自分達の力不足と言わないのでしょうか?荷主にも謝りなさいよ。」
「理解したいけど一旦希望日希望時間で受け付けておいて何の連絡もなく遅配なのはおかしくないかな?」
主な「事実確認・情報共有」の声(18%)
「ブラックフライデーの影響でしょうね。この時期が一番大変だと思います。」
「物流倉庫も追いついてないよ笑 いつもの10倍以上の注文数……」
「ブラックフライデーとお歳暮が重なると、配送センターはたぶん年末のボス戦みたいな状態なんだろうなと・・・。なんにせよ、焦らず待つしかないですね。」
「日本郵便のトラブルの影響もでかそう。年末年始はドライバーの方の疲労度も半端ないだろうし、物流センターもえげつないだろうし。」
主な「提案・協力」の声(12%)
「『いつもありがと。いつでもいいからご無理せず』配送ボタンがあればいいのに…」
「大手の全通販サイトが同時期にビッグセールやればそりゃこうなる、予想つくよね?それぞれずらすなり物流問題解消させてからセールしてくれよ」
「この時期の配達料は10倍にしろ」
「いつもお疲れ様。先ほども配達されている方見ました。本当ご苦労様です。いまこそ業界がサービスの定義を今一度考えてあげてほしいです。」
ええんやで。無理せんでええんや。
今回の分析では、ブラックフライデーやお歳暮によるヤマト運輸・佐川急便の配達遅延の発表に対して、配達員への理解・感謝の声が多く寄せられていました。その一方で人員削減や労働環境への批判の声も見られ、利用者は物流サービスの質や余裕を持った配達依頼の必要性について議論していました。
ライターコメント
筆者の親しい友人がヤマト運輸で働いているので年末の忙しさは身に染みて分かります。ブラックフライデーやお歳暮が重なる現在、いつも時間通りに配達してくれるドライバーさんたちへの感謝しています。忙しくて大変かと存じますが、無理をせず、安全第一でお願いします。












