誰もが⽬にしたことがある、国⺠的な駄菓⼦「うまい棒」。
1本15円(かつては10円)と安価な値段で親しまれてきたお菓子ですが、それが「10万円」で販売されるといいます。
どういうことなの?
今回の「10万円のうまい棒」の仕掛け人は、ニューヨーク在住の日本の現代美術家、松⼭智⼀さん(48)。
松山さんは、このうまい棒を通して「広く親しまれた商品にアートという概念を用いて新たな価値を創出することが出来るのか、という問いを社会に投げかけたい」という想いを込めたそうです。
この10万円うまい棒について、X上では既に賛否両論の声であふれています。
賛否両論の声
「うまい棒 げんだいびじゅつ味、中身が非常に気になりますね」
「限定50本ということで、めっちゃ欲しい!アートなうまい棒をキッチンに置きたい。」
という肯定的な意見の一方で、
「1本10万円うまい棒より、1万本うまい棒ほしい」
「1本10万円のうまい棒かぁ、、、現代美術と言えば15円の価値ではなくなるの不思議な世界よね」
「開封不可能な『うまい棒』が『げんだいびじゅつ味』と名づけられて10万円なの痛烈だと思う。麻布台ヒルズで売られるというところまで含めて」
といった物価高騰による否定的な意見も多い。
ただ、「ユーチューバー買うでしょ。んで瞬間だけ価値は出ちゃうでしょ。アートってそういうもんなんかなぁ〜」というコメントも見られ、既に賛否を呼び、大きな注目を浴びている時点で、社会的な価値や新たな価値を創出し始めているのかもしれませんね。