和歌山のアドベンチャーワールドといったら「パンダ」といっても過言ではないほど、パンダが有名でした。
しかし、今年の8月に満了となる日中合同のジャイアントパンダ保護プロジェクトを主な理由に、展示されていた4頭(良浜、結浜、彩浜、楓浜)が6月末に中国に返還されました。
8月末に契約満了であるにも関わらず、返還が前倒しされたのは、暑さに弱いパンダの体調や良浜が24歳と高齢のため医療体制が整っている中国に帰るのが望ましいという専門家からの指摘が理由とされています。
新たに引っ越してくるのは別のパンダ!?
アドベンチャーワールドの顔ともいえるパンダたちがいなくなった展示スペース「ブリーディングセンター」は現在工事中となっています。
その理由は、なんと新たに今月19日よりレッサーパンダたちがお引越ししてくるからだそうです。
元々アドベンチャーワールドに展示されていたスペースからお引越しする形で展示されることが7日、公式Xで発表されました。
7/19(土)より、希少動物の繁殖・育成を目的とした専門施設「ブリーディングセンター」にてレッサーパンダの展示をスタートいたします!
これまでジャイアントパンダが暮らしていた空間をリニューアルし、レッサーパンダにとってより快適な環境で生態を活かした展示を行ってまいります。… pic.twitter.com/chpCvU7u39— アドベンチャーワールド 公式 (@aws_official) July 7, 2025
SNS上の感情
元々パンダを展示していたスペースにレッサーパンダたちが引っ越してくるというニュースに公式Xのリプライ欄には様々な声が上がっていました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜び」の声(65%)
「個人的にはジャイアントパンダよりもレッサーパンダが好きだから面白いと思う」
「良かった あの空間に新しい住人さんが来てくれるんだ・・なんか涙が出そう、うれしい」
「レッサーさんたちの威嚇ポーズを欲す٩(♡ε♡ )۶」
「密かに、ファンの方々と期待をしておりましたが、、、嬉しいです」
主な「哀しみ」の声(20%)
「夏はいつも暑そうだから、ここ使えたらいいなと思っていました。さみしいけど、みんなが過ごしやすくなりますように」
「主のいないお庭を見ると寂しさが込み上げますが、小さなパンダさん達が新たな主となるのですね」
「浜家(パンダ達)がいた証は残して欲しいです。お願いします!」
「何だか複雑な気持ちです。通路のボード全て変わらないでほしいです」
「楽しみにする」声や「怒り」の声(15%)
「レッサーパンダ?他の動物園にもいるしな。インパクトが…うー、…」
「やはりここはパンダでないとダメだなぁと思いました。レッサーパンダを推してもまず入場者数が減りそうな予感がしてならない。」
「大きい(ジャイアント)パンダ→小さい(レッサー)パンダ」
「キーウィとカカポもいつかきてくれたらって思ってます、日本でも繁殖育成を任されたりしないかなぁーって」
まとめ
今回の分析では、公式Xのリプライ欄ではレッサーパンダを歓迎する声や、パンダは本当に居なくなってしまったのかと哀しむ声、動物園の今後を心配する声など文字通り賛否両論の結果になりました。
ライターコメント
ちなみに元々パンダと呼ばれていたのはレッサーパンダだったと言われています。その後ジャイアントパンダが発見されたことにより「小さい」を意味する「レッサー」という英名がつけられたんだとか。中国語では皆さんの予想通り、小熊猫です。何だかかわいいですね。レッサーパンダも好きなので、機会があったら訪ねてみたいと思っています。
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