今から42年前の1983年(昭和58年)7月15日に、任天堂から家庭用カセット式ビデオゲーム「ファミリーコンピュータ」(略して「ファミコン」)が発売されました。
今の若者でも、もしかしたら「ファミコン」や「スーファミ」(ファミコンの後継機である「スーパーファミコン」の略)なんて言葉は聞いたことがあるかもしれませんね。
任天堂の公式サイトによると、「ファミコン」が発売された年に、発売されたソフトはわずか7本でした。今でも続く「マリオブラザーズ」と「ドンキーコング」のシリーズが、この中に当然のように含まれているのは凄まじいことですよね。
他には野球ゲームや五目並べなどのソフトが発売されました。
8ビットの味わい
筆者が初めて家庭用ゲーム機に触れたのは1990年に発売された後継機の「スーファミ」の方でした。
カセットと本体の接触が悪くてカセットのほこりを吹き飛ばすために「ふーふー」と息を吹きかけるなど、アナログ時代ならではの行動が、当時は当たり前のように行われていました。
そもそも「カセット」がわからない方も多いかもしれないと今、気づいて、一瞬ノスタルジーの風が吹きましたが気にせず続けます。
「スーファミ」の後に出た「NINTENDO 64」(ニンテンドウロクジュウヨン・通称ロクヨン)の3Dグラフィックを初めて体験したときに、8ビットの平面でパズルをしたり冒険をしたりすることに慣れていたせいか、「なんかぐるぐるする…!」と三半規管がやられて気持ち悪くなってしまった苦い思い出があります。
3Dグラフィックなどが当然の今の若いみなさんにとっては信じられないかもしれませんが、「8ビットフォント」というのがあるように、昭和レトロな「ファミコン」の8ビットの味わい深さに一度触れてみるのも新鮮かもしれませんね。
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