日本マクドナルドは11日、公式Xを更新。「ハッピーセット®販売に関する大切なお知らせと当社の対応について」と題し、ハッピーセット販売の今後の対策を発表しました。
【ハッピーセット®販売に関する大切なお知らせと当社の対応について】…
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) August 11, 2025
近年マクドナルドが発売しているハッピーセットのおもちゃは、転売ヤーによって高値で取引されており、本当に欲しい子供たちの元へ届かないばかりか、ハッピーセットについてくるおもちゃが目的のため、食品を廃棄する姿が問題視されています。
購入数のより厳格な制限について
今後、特定のハッピーセットの販売にあたっては、特定の期間において、より厳格な販売個数制限を設けさせていただく場合がございます。また日頃よりマクドナルドをご利用いただいているお客様にはご不便をおかけしますが、販売個数制限期間中は、モバイルオーダーやデリバリーにおいても利用を制限させていただく可能性がございます。詳細については、その都度ご案内申し上げます。
また期間中、制限を超える大量購入を試みる、何度もカウンターに並ばれる、クルーに対して威圧的な態度をとるなど、ルールやマナーをお守りいただけないお客様に対しては、ご購入をお断りします。なお、今回のハッピーセット「ポケモン」の購入時に、明らかに当サービスの運営を妨げる行為をされたお客様、またはそのような購入履歴のあるお客様につきましては、規約に基づき、公式アプリの退会処理をさせていただきます。
マクドナルド公式サイトより引用
SNS上の感情
この投稿に、たくさんのコメントが寄せられました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「怒り」の声(65%)
「中国語とベトナム語でも出せや。『検討』『可能性』→『何もしてないしこれからも何もしません』ってことか。トップが謝罪しろや。現場に押し付けんな」
「なぜ日本語だけ? 中国語とベトナム語でも出せや。マックは二度と利用しない」
「対策が機能してない時点で無意味ですし、平謝りされてもなぁ」
「個数制限とか無駄よ マックが何店舗あって転売ヤー何人いると思ってるん。マック頭悪いんだな本当に」
主な「哀しみ」の声(20%)
「食品ロスに関して殆ど言及して無いけど大丈夫? チキンナゲット事件よりも深刻だと思うよ」
「貴社が適切な対応を取らず対策を怠った結果、諸外国では『日本人は食べ物を粗末にする国』とされているようです。こんな悲しいことありませんね」
「転売ヤーのポケカだけ抜いては放置じゃなくて、こども食堂とかその日のご飯をまともに食べられない人たちとかに持って行ってくれたら、ここまで騒動になってないだろうね〜」
「食べ物粗末にするやつは許さない そういう国民性に先ずは向き合いなはれ」
主な「楽しみ」の声(10%)
「商売繁盛で笑いが止まらない ありがたや」
「日本人転売ヤー達『俺らが買い占めまくるわw』」
「転売ヤーとマクドナルド以外はハッピーにならないので 私の周りでは不幸セットと呼ばれています」
主な「喜び」の声(5%)
「子供達大好きマクドナルド、ママのお助けアイテムマクドナルド、欲しいおもちゃをゲットした時の子供達の喜びようはたまらんです。これからもマクドナルドに沢山お世話になります」
まとめ
今回の分析では、8割を超えるネガティブな反応が集まりました。その意見の多くが、誠実さを求める声や、おもちゃが手に入らない子供たちへ向けた共感の声でした。
ライターコメント
子どもたちがハッピーになるためのもののはずが、欲しがっている子たちには届かず、お金もうけの道具になり、大人ばかりが得をする仕組みになっていることがすごく悲しいです。
コメント欄にあったように、ハッピーセットを購入できる人は子連れ限定にするなど、本当に欲しい人の手に渡るような仕組みづくりをして、子供たちが喜ぶ姿を見たいです。