きょう10月15日は「ポケットモンスター青」が発売された日です。
ゲームボーイ用ソフトとして1996年2月27日に発売された「ポケットモンスター赤・緑」のマイナーチェンジ版としてその年の10月15日に初登場。当初は通信販売や抽選販売といった限定的なルートで販売され、「赤」や「緑」よりもレアなバージョンでした。
先に発売された「ポケットモンスター 赤・緑」でのポケモンブームもあり、予想されていた数よりもはるかに上回る注文が殺到し、処理能力が追い付かないほどの人気ぶりを見せました。
そのこともあり、限定販売された3年後の1999年10月10日には一般小売店で販売が開始されました。
図鑑完成には「赤」と「緑」の通信が必要だった
シリーズの楽しみ方の一つである「バージョンによって出現するポケモンが違う」という仕組みは青にもあり、野生で出現するポケモンが異なったり、冒険の途中で立ち寄る街で手に入るポケモンが赤と緑とは違っていたりと、図鑑を完成させるには友達や家族との通信交換が必須でした。
SNS上の感情
当時は注文が殺到し、回線がパンクするほどの人気ぶりだった「ポケットモンスター青」に関し、SNS上では懐かしむコメントなどが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に関するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「懐かしさ・思い出」の声(45%)
「通信ケーブル持ってたらちょっとしたヒーローになれたあの頃」
「懐かしい! あの青版から始まった人も多いよね。まさにポケモン史の原点」
「この時代に戻りてぇ‥」
「当時、妹と赤緑青黄金銀持ってたの良い思い出やわ」
主な「驚き・新情報」の声(25%)
「え、通信販売限定だったのか…! 時代を感じる⛄️」
「青版って最初は通販限定だったんだね😳知らなかった!あの頃のポケモン人気すごかったな」
「Loppi(ロッピー)ってそんな昔からあったんだ」
主な「購入エピソード」の声(15%)
「応募券をくれた公民館のおばちゃん、あの日だけ輝いて見えた」
「コロコロで買った。小学生だったし『ん? ゲンナマじゃないのか?』となって親に手続きやってもらったなぁ」
「コロコロ買って頼んで母と郵便局で振込したの覚えてる」
主な「レア感への言及」の声(10%)
「初期版の青ってプレミアついてそう…売ればよかったかな…」
「青、持ってた人、ヒーローだったよね!羨ましい!」
「ポケモンシリーズのマイナーチェンジ版の原点」
主な「ゲーム体験」の声(5%)
「青verといえばゴルバットのグラフィック」
「これ、ハナダの洞窟が赤緑とは全然違うから攻略本には2種類載ってたのよね」
まとめ
今回の分析では、10月15日が「ポケットモンスター青」の発売日だったこともあり、当時通信販売で手に入れた記憶のほか、コロコロコミックの応募や郵便局の振込といった「手間をかけた体験」を多くのユーザーが語っていました。
ライターコメント
筆者は年齢が一桁の時からのポケモン好きでしたが、いつの間にか父親の部屋に「ポケットモンスター青」が置いてあったのを思い出しました。当時の入手困難な状況を考えると手に入れるのに相当苦労していたと思います。現在も伝説のポケモンの色違いを配布していますが、レアなポケモンで熱狂するのは今も昔も変わりませんね。