ネスカフェやキットカットでお馴染みのネスレは21日、インターネットの通販サイトで新規受注の停止や出荷・配送の遅延が生じていることを公式サイトで発表しました。
現在、再開の予定は未定となっており、注文した商品の配送日の変更に関しても、受付を停止しているとのことです。
原因は配送を委託している通販大手アスクルの19日に発生したランサムウェア感染によるシステム障害によるものが原因とみられ、影響が広がっています。
なお、栄養補助食品「アイソカル」などは問題なく注文できるとのことです。
SNS上の感情
アスクルやロハコに続いて、広がるランサムウェア感染によるシステム障害によるネット販売の停止に対して、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この投稿に関するコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「懸念・心配」の声(40%)
「これは地味にヤバいな…アスクル頼りすぎじゃん。みんな、代替手段考えたほうがいいかも」
「アスクルのランサムウェア、ネスレだけじゃなく無印良品も通販停止に😱 サプライチェーンが連鎖的にやられるなんて怖い…」
「ネスレが止まるって、もうただのトラブルじゃない。”オンライン経済の循環器”がどれだけ繊細かを示す事件」
「デジタル化が進んでも、一本のシステム障害で止まる現実。便利さの裏にある”依存リスク”を、改めて突きつけられた気がする」
主な「驚き」の声(25%)
「被害甚大だなこれは。。。」
「ネスレまで止まるとなると影響大きいですね」
「え、ほぼ全品販売停止ってマジで?ネット派には完全に痛手じゃん…」
主な「不便・不満」の声(20%)
「えー!再開いつ?🥺✨」
「私の注文が届くまでおそらく2年かかります」
「これは大変ですね…。😣早くシステムが復旧して、販売が再開されるといいですね」
主な「分析的・考察」の声(15%)
「ネット販売の停止は消費者にとって不便ですが、安全で確実な配送を優先するための対応と言えます」
「何かに頼りすぎると停止した時恐ろしいですね」
「サプライチェーンが連鎖的にやられるなんて怖い…」
まとめ
今回の分析では、ネスレのネット販売停止を受け、ユーザーはシステム障害の影響に驚きと懸念を示しています。とりわけ業務や生活におけるデジタル依存のリスクやサプライチェーン(供給連鎖)にリンクした複合的な影響の広がりに対する不安の声が上がっています。また注文済みの商品の遅延の心配や委託している会社のアスクルに対しての早期復旧を強く望む声も多数見られました。
ライターコメント
アスクルのランサムウェア感染によるシステム障害でネスレまで販売停止してしまうなんて驚きですよね。いつものコーヒーやキットカットが買えないと「どれだけネット通販に依存していたか」と痛感する人も多いのではないでしょうか。デジタル化が進んでもたった一つの障害で買い物が止まってしまうのは本当に恐怖を感じます。企業には可能な限り「代替手段」を用意して頂き、安心してネットで注文できる体制を整えてもらいたいですね。