サッカーカタールW杯2022 大会組織委員会が、スタジアムの清掃活動にあたった日本人サポーターらを表彰した

「試合には負けたが心を勝ち取った」日本人サポーターの取った美しい行為を世界が称賛

By - emogram編集部アト
ライフ

サッカーのことには疎い筆者ですが、サッカーファンのことを指す「サポーター」という言葉が一般的になったのは2002年の日韓共催のワールドカップあたりからと記憶しています。

そんなサポーターたちが、日本代表の試合の後やJリーグの試合の後に「スタジアム清掃」を行うのは有名な話。長きにわたり、日本のサポーターの間で連綿と受け継がれている、こうした世界に誇れる伝統を撮影したショート動画が、最近、海外でバズリました。

この動画は2022年にカタールで開催された「FIFAワールドカップ」の時の様子です。

動画には、スタジアムの観客席のゴミを拾っていく日本のサポーターの姿が次々と映し出されており、動画タイトルはなんと「BIG RESPECT TO JAPAN!」。このタイトルからも、日本人が海外で取った行動が、非常に好意的に捉えられているということが伺えます。

SNS上の反応

このショート動画に対しては、海外の人からを中心に多くのコメントが寄せられています。

emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「称賛と尊敬」の声(65%)※編集部訳含

「彼らは試合には負けたかもしれないが、私たちの心を勝ち取った。とても親切で敬意を表している、泣きそう」

「この人は『尊敬』という言葉の本当の意味を知っている」

「日本人はこれまで会った中で最も礼儀正しく、謙虚で、正直で、敬意を表する人々です」

「彼らの笑顔がすべてを物語っている😭」

「負けたにもかかわらず、自分たちの後を片付ける。人生のヒント:何かを失ったとしても、前進し続けなければならない」

主な「文化と教育に関する考察」の声(15%)

「日本の学校では最後の授業の後に掃除をします。そう教えられてきました」

主な「日本への愛情表現」の声(10%)※編集部訳含

「だから私は日本が大好きなんだ」

主な「自国の人々としての誇り」の声(5%)

「日本人として誇りに思います!」

主な「その他の感情」の声(5%)※編集部訳含

「モロッコのファンも同じことをしていたよ」

まとめ

今回の分析では、日本人がサッカーの日本代表が試合に負けた後でも、笑顔でゴミを丁寧に拾い集め、会場をきれいにしていたことに対し、日本人の礼儀正しさ、清潔さ、そして試合に負けた後にもかかわらずスタジアムを清掃する姿勢に対する称賛で溢れていました。多くの人々が「日本は試合には負けたかもしれないが、私たちの心を勝ち取った」と述べています。また、こうした行動は日本文化の一部であり、子どもの頃から教育されていることを指摘する意見のほか、日本が世界で最も清潔な国の一つである理由だと指摘するコメントも多く見られました。

ライターコメント

筆者の大学時代の同級生に、某チームの熱狂的なサポーターがいました。「スタジアムに行く時は必ずゴミ袋を持っていく」と言っていたことを思い出したのですが、このためだったのかーと、今になって気づきました。海外の人から見ても、日本人のこの行いは称賛に値する行為だということが改めてよく分かり、日本人として嬉しくなりました。

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