「秋の夜長」なんて言葉がありますが、秋真っただ中の10月27日は、1947年に出版社、取次会社、書店、公共図書館、マスコミなどが共同で制定した「読書の日」。複数の会社が共同で制定するとは、非常に珍しい記念日ですね。
日付の由来は、10月27日~11月9日までと定められている「読書週間」の初日であることだとか。「読書週間」には、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という目的があり、これは「読書の日」も同様ということです。
「秋の夜長」に何をするかは人それぞれかと思いますが、何となく「秋の夜長」と言えば読書かなぁ、と思う方も多いのではないでしょうか。
「読書の日」「読書週間」もトレンド入り
そのためか、27日の各SNSのトレンドには「読書の日」や「読書週間」の文字が並びました。本の街と名高い東京・神保町で25日と26日に開催予定だったブックフェスティバルは、今年は残念ながら両日ともに雨天のため中止となってしまいましたが、読書週間初日でもある27日をきっかけに、最近、本を読んでないという方も、たまには本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
SNSの反応
そんな「読書の日」の27日、SNS上には今の時代ならではの「紙の本」派か「電子書籍」派かに分かれて多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、今回は、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「紙の本派」の声(52%)
「紙の本派です。ページをめくるたびに、そのシーンに自分がいるかのような感覚が好きなので」
「紙派です。デジタルで読み終わった本がないかも、何故か途中でやめてる……」
「『読書』なら紙派です」
「電子も読むけど紙の本派!紙とインクの匂いがわりと好き🎵」
主な「電子書籍派」の声(32%)
「電子書籍派 紙も好きなんだけど、部屋の広さは有限だしねぇ」
「電子書籍派です わざわざ本屋に行かなくていいから助かります」
主な「両方派」の声(11%)
「紙も電子も両方分けて使います」
「紙と電子の両方です!」
主な「紙派だが電子に興味あり」の声(5%)
「紙派だったのですが、最近電子書籍デビューしました 便利!」
まとめ
今回の分析では、紙の本派はページをめくる感覚や本の匂いを好む傾向があり、電子書籍派は利便性や保管スペースの節約を重視している傾向が見られました。また「両方使い分けている」というユーザーも一定数存在し、内容によって媒体を選択しているようです。少数ですが「現在は紙派だが電子に興味がある」という過渡期のユーザーも見られました。
ライターコメント
筆者は紙の本派なのですが、収納スペース問題に「そう、それなのよ…」と思わず深く頷いてしまいました。困るんですよね…引越しの時とか…。それを考えると一瞬、電子書籍も頭をよぎるのですが、装丁が好きなこともあってどうしても思い切れない筆者です…。












