フリーマーケットアプリ運営のメルカリは29日、メルカリと、個人事業主や法人が出品する「メルカリショップス」で、政府備蓄米の出品を禁止すると発表しました。
必要な人に届ける狙い
転売で必要な人に届きづらくなる事態を防ぐ狙いがあります。商品を備蓄米と判断した場合は出品を削除して、出品者のアカウントを制限するとしています。
AIを使った監視も強化する方針です。一方、政府から随意契約で購入した小売事業者による出品は対象外とするとしています。
SNS上の感情
メルカリが転売防止の目的で備蓄米の出品を禁止したことに対して、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「怒」(約8.5割)
- 「哀」(約1割)
- 「喜楽」(約0.5割)
主な「怒り」「哀しみ」の声(約8.5割)
「Switch2もお願い」
「備蓄米だけは対応早いっすね!なんでですか?!」
「当たり前の事をさも頑張りましたアピールはいらんよ」
「転売目的の大量買い占めはメルカリにも責任がある」
「メルカリの悪いとこは儲けれたら別にええねんみたいなところ」
「だから転売ヤーだらけなんだよ」
主な「喜楽」の声(約0.5割)
「転売ヤー以外は喜ぶ」
「おー!転売ヤーのためのメルカリが出品を禁止するとは珍しい」
まとめ
今回の分析では、多くのユーザーが今回のメルカリの対応に不満を示していることが分かりました。とりわけ目立ったのは、任天堂が6月5日に発売する「ニンテンドー スイッチ2」など他の製品についても同様の対応を求める声が多く、「なぜ備蓄米だけなのか」という不公平感へに対する怒りが表れていました。
ライターコメント
日本マクドナルドが5月中旬に発売したSNS発の人気キャラクター「ちいかわ」のハッピーセットは、転売目的で商品を購入する「転売ヤー」による買い占めなども影響して、発売後、即完売となり、多くの消費者が入手できずに不満の声があふれました。6月5日に発売されるスイッチ2も、入手困難になることが見込まれており、転売ヤーによる買い占めの懸念が浮上しています。メルカリは今回、備蓄米について出品を禁止しましたが、スイッチ2の発売前後にどういった方針を打ち出すのか、その対応に注目が集まります。
>マックのちいかわハッピーセットが即完売!転売ヤーの買い占めに怒り爆発!「愛がない」