ネット上やSNSを騒がせていた「2025年7月5日大災害説」の当日、鹿児島県十島村の悪石島で偶然にも震度5強の地震が発生し、気象庁が火消しに追われる事態となりました。気象庁の海老田綾貴・地震津波監視課長は5日の記者会見で、都市伝説化していた予言との関連性をキッパリと否定し、「現代の科学では地震予知は不可能。日本ではいつでも地震が起こり得るため、日頃からの備えを」と冷静な防災対応を強く呼びかけました。発端となった予言漫画『私が見た未来 完全版』が累計106万部を突破するほどの社会的関心を集めたこの騒動に対し、SNS上では「悪質なデマに惑わされるな」「不安を煽るだけ」といった批判的なネガティブ反応も寄せられたものの、「予言の真偽は別として備蓄を見直す良い機会になった」「防災意識を高められたなら意味があった」と前向きに捉えるポジティブな反応が多くを占めるなど、騒動を冷静な防災の機会へと変える世間の姿が浮き彫りとなっています。
SNS上の感情
気象庁が5日の記者会見で、同日朝に鹿児島県十島村の悪石島で観測した震度5強の地震と「7月に日本で大地震が起きる」とのうわさとの関連を否定したことに対し、SNSでは多くの投稿が行われています。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析し、ポジティブとネガティブの感情の比率を割り出しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「ポジティブ」の声(65%)
「防災意識を高めることが大切」
「注意喚起という意味ではとても大きな意味があった」
「備えておきましょう」
「意識が高まりました」
「予言関係なしに事実に基づいて対応」
「偶然でよい」
「一番しっくりきました」
「備蓄品の見直し」
主な「ネガティブ」の声(35%)
「こんなのを信じるのは」
「売り上げだけを考えて出版したのが悪い」
「悪質なデマ」
「科学的根拠と言うのであれば震度1とかのレベルをデータとして使うな」
「科学が全てではない」
まとめ
今回の分析では、今回の予言について、多くは予言自体を信じていないものの、災害への備えを呼びかける効果があったと肯定的に捉える意見も多く見られました。一方で「悪質なデマ」「こんな予言を信じるとは」といった批判的な声も数多く寄せられていました。
ライターコメント
たつき諒さんが2021年に発売した著書「私が見た未来 完全版」は売れ続けており、飛鳥新社によると、電子版を含めて106万部以上になっているそうです。それだけ今回の予言に対する関心が高かったということのあらわれでもあり、SNSでは「予言関係なしに備えるのは大事」といった声も多く、今回の予言が防災意識の高まりに貢献することになったのは間違いなさそうです。
>「7月5日大災害説」は本当?著者は軌道修正もSNSは予言を批判「不安と混乱煽っている」







