第107全国高校野球選手権大会第11日は16日、甲子園球場で3回戦が行われ、第一試合で日大三(西東京)が高川学園(山口)に9―4で勝って準々決勝に進みました。日大三は0―1の一回に5点を奪い、二回に2点を加えて、7年ぶりの8強入りとなりました。
高川学園は、一回に主将・遠矢文太捕手(3年)の中前適時打で幸先よく先制しましたが、その裏、先発した2年生右腕・木下瑛二投手がつかまり、長短5本の安打を浴びて5点を献上。山口大会で全5試合に先発し、優勝の原動力となった木下投手はわずか2/3回で降板しました。三回に打線がつながり、3点を返すも追い上げはここまででした。
日大三は15安打で打ち勝ちました。一回に嶌田大翔外野手(3年)の適時打、安部翔夢内野手(3年)の2点三塁打など5安打を集め、守備の乱れにも乗じて5点。二回は2死から3連打で2点、七回にも2点を加えて突き放しました。近藤優樹投手は10安打を許しながら4失点で完投しました。
SNS上の感情
日大三が高川学園に9―4で勝って、7年ぶりの8強入りしたことに対し、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
日大三に対する主な「喜び・祝福」の声(75%)
「おぉ〜\(^o^)/ 」
「おめでとう」
「日大三、猛攻で8強入り!」
日大三に対する主な「感動・興奮」の声(15%)
「強いな」
「一気に得点」
「流れをつかんだ」
日大三に対する主な「共感・学び」の声(10%)
「試合の流れをつかんだ瞬間に一気に得点を重ねる姿は、学びの場でも同じです」
「チャンスを逃さず全員で力を合わせることで、大きな成果につながることを伝えていきたい」
まとめ
今回の分析では、日大三が高川学園に9―4で勝って、7年ぶりの8強入りしたことに対し、喜び・祝福する声に加え、感動し興奮する声が大部分を占めました。一部に流れを逃さずに力を合わせる姿について、教育的な知見に重ね合わせる声もありました。
ライターコメント
背番号1をつける近藤投手は123球を投げ、10安打4失点で完投。2失点で完投した11日の豊橋中央戦(2回戦)に続けて一人で1試合を投げ抜きました。西東京大会でも準々決勝から3試合連続で完投して勝ち上がっており、本人は「走る体力はないけど、投げる体力には自信があるので、それを心に秘めて投げていました」と頬を緩めました。SNSでは日大三の7年ぶりの8強入りに「強い」「7年ぶりの快進撃に胸熱」という声が多数寄せられていました。
>【甲子園】西日本短大付、聖隷クリストファーに競り勝ち3回戦進出 SNS「今大会ベストマッチ」