高気圧の影響で27日も関東などで気温が上がりました。東京都心は36・0度を記録し、最高気温35度以上の猛暑日になったのは今年23日目に。同地点として、1875年の統計開始以降、日数の年間最多記録を更新しました。
この長引く暑さの影響で、東京都内を中心に「蓄積型熱中症」とみられる患者が増加していると言われています。いったいどんな症状なのでしょうか。
蓄積型熱中症とは
蓄積型熱中症とは、暑さによるダメージや疲労感、水分・塩分不足などが積み重なり、数日後に症状が現れる熱中症のこと。屋外で作業する労働者や、運動部の学生、在宅でエアコンを使わない高齢者、40代以上の女性などに発症者が多いと言われています。
症状が軽いからといって放置すると発症する恐れがあり、通常の熱中症と同様、意識レベルの低下、手足の運動障害といった重症化リスクもあるそうです。
症状の特徴は次の通りです。
・体が重い、だるい
・寝ても疲れが取れない
・食欲不振
・頭痛
・吐き気
・集中力の低下
・イライラする
・汗をあまりかかない、もしくは止まらない
夏バテと勘違いされがちですが、これらの症状が続く場合は「蓄積型熱中症」の可能性があるため、医療機関で一度受診したほうが良さそうです。
予防法は
蓄積型熱中症の予防には、次の対策が効果的だと言われています。
・こまめな水分・塩分補給
・就寝時の冷房使用
・不要不急の外出を避ける
・質の良い睡眠
・バランスの取れた食事
SNS上の感情
長引く暑さで「蓄積型熱中症」の患者が増加していることに対し、SNSではコメントが相次いでいます。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「懸念・心配」の声(42%)
「子供のベビーカーはヤバすぎる…」
「熱中症には気をつけまくってるけどまさに一昨日これだったんだと思います。何回救急車呼ぼうと思ったことか。皆様も気をつけて」
「わたしも調子悪い🥺 ずっと頭クラクラしてる🥺」
「赤ちゃん可哀想…暑いのにシャツ着せられてる 赤ちゃん用前掛けで十分やろ」
「今年 屋外勤務中に数回熱中症になり 救急車搬送2回 入院2回 入院しなかったけど点滴を受けたのが2回 今年は何度も死にかけた😮」
主な「批判・不満」の声(32%)
「日本の会社は熱中症に対する考えが甘すぎる。この暑さで空調のない倉庫とか普通にあるし」
「もう会社行きたくないでござる🥵」
「もう日本には住めない。そんな日が来るかも知れない。これまで本気で考えたこと無かったけど...」
「夏に『暑さに抗して行けるように…』って言う状況では、もはや『ない』のだと思う。積極的に『避けて行くべき』状況だよ。昔の日本の夏とは、完全に異なっている」
主な「共感・同意」の声(18%)
「私もフラフラする時が…🥵💫」
「京都は54日連続猛暑日」
「今年は、ちょくちょく頭痛がするんだけど、あれも熱中症の症状なのかも」
「先日急に体調悪くなったのも蓄積型熱中症の兆候だったのかも知れんなぁ」
主な「提案・対策」の声(6%)
「水風呂オススメ、30分位のんびり浸かって深部体温も下げましょう」
「近年の真夏は21時前後には寝る様にしてる それと朝飯は絶対抜かない様にもしてる」
「朝か夜のちょっと暑さがマシになる時間を使えるようにサマータイム、勤務時間の調整が必要なのかな」
「政府は『夏季半年間昼夜逆転生活実施法案』を。この先10年以内に可決すべきです」
主な「その他」の声(2%)
「暑いの大好き、これがずっと続いてほしい」
まとめ
今回の分析では、「蓄積型熱中症」の患者が増加していることに対し、多くの人が猛暑の中での健康被害や不調を訴えており、個人的な熱中症体験を共有しています。とりわけ屋外での活動や労働環境の危険性を指摘するコメントが目立ちます。このほか子供や赤ちゃんの熱中症リスクを心配する声や、日本の猛暑に対する対策の甘さを批判するコメントがあり、中には昼夜逆転生活の提案など極端な対策案を出す人もいます。全体として、今の日本の暑さが尋常ではないという認識と、熱中症への危機感が共有されています。
ライターコメント
筆者は大きな道路に面したマンションに住んでいるのですが、毎年この時期になると夜に救急車のサイレン音を聞く機会が増えます。その中には熱中症で搬送される人も一定数いるのでしょうね。まだまだ暑い日が続きそうなので、熱中症を防ぐためにこまめな水分・塩分補給と就寝時のエアコン使用をぜひおすすめしたいところです。