【連載】年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(2)有楽町の中華『芳蘭』

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有楽町で愛され続ける中華——有名人も通う『芳蘭』

こんにちは。年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。

有楽町の街を歩いていると、最新のカフェやおしゃれなレストランに目を奪われがちですが、ふと地下へ降りてみると〝昭和の香り〟をまとったお店に出会えることがあります。

そのひとつが、創業1974年から愛され続けている中華料理店『芳蘭(ほうらん)』。札幌に本店を持ち、「古典柳麺」という表現がぴったりのラーメンを味わえるお店です。

階段を降りれば、昭和のタイムスリップ空間

お店は有楽町駅からすぐ。細い階段をぐるりと降りていくと現れます。暖簾をくぐった瞬間、そこに広がるのはまさに昭和そのもの…!

店内には壁一面に有名人のサインがずらりと並び、これまでどれほど多くの人に愛されてきたのかが一目でわかります。

木のカウンターや使い込まれた椅子。すべてがどこか懐かしく、レトロ好きにはたまらない雰囲気です。

看板メニューは「味噌バターラーメン」

今回オーダーしたのは、名物の「味噌バターラーメン」。大きなどんぶりで着丼した瞬間、立ち上る湯気とバターの香りに食欲をかき立てられます。

細めのちぢれ麺はスープをしっかり絡めとり、濃厚なのにくどくない味噌スープと絶妙にマッチ。

途中でバターがじんわり溶け出していくと、味わいにまろやかさが加わり、最後のひと口まで飽きずに食べられました。具材の食感も楽しく、スープに負けない存在感を放っています。

お酒にも合うサイドメニュー

『芳蘭』が愛される理由はラーメンだけではありません。「花しゅうまい」はふんわりとした食感が印象的で、見た目の華やかさも楽しめる一品。

さらに「辛しねぎわんたん」はピリッとした辛さがクセになり、ビールとの相性が抜群! ラーメンだけで帰るのはもったいない、そう思わせてくれるメニューの充実ぶりです。

著名人も虜にする老舗の風格

壁に並ぶサインは、芸能人や文化人など名だたる著名人のものばかり。それだけこの店が長く、そして幅広い層に支持されてきた証でもあります。

気取らない雰囲気ながら、味と歴史は確か。だからこそ、世代を超えて通い続けるファンがいるのでしょう。

何度でも訪れたくなる理由

正直、お腹いっぱいの状態で訪れたのに、気がつけば完食していました。

味そのものの力もさることながら、昭和レトロな雰囲気に包まれながら食べる時間そのものが心地よく、また来たいと思わせてくれますよ。

有楽町で「ちょっと一杯」と思ったとき、あるいは〆にあたたかいラーメンを求めたとき。『芳蘭』は、そんな時にぴったり寄り添ってくれます。最新グルメスポットもいいけれど、たまには歴史と味の両方を楽しめるこんなお店で、タイムスリップ気分を味わってみてはいかがでしょうか。

TikTokでも紹介中

今回の店舗は、筆者のTikTokでもご紹介しています。

@hatsumiito 年間600軒飲み歩く東京無職のごはん。8月14日は新橋朝飲みハシゴ酒!#グルメ #グルメvlog #新橋 #新橋グルメ #無職 ♬ オリジナル楽曲 – ハツ【年間600軒飲み歩く東京無職】

店舗情報

店名:芳蘭(ほうらん)
住所:
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 B1F
アクセス:有楽町駅から徒歩1分
営業時間:11:00~23:00
定休日:日曜

(不定期連載)

【プロフィル】Hatsumi Itou(ハツ)年間600軒飲み歩くグルメハンター/東京グルメサロン主宰

年間600軒飲み歩くグルメハンター、SNS総フォロワー23万人超。グルメコミュニティ「東京グルメサロン」主宰。〝本当に美味しい店〟だけを厳選紹介。人生のテーマ:「グルメは最高のコミュニケーション」

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