【連載】Gaya.Sachiko『自分にご褒美! 映えも美味しさも制覇したい大人女子』(8)シンガポールの「ラッフルズホテル」

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名門「ラッフルズホテル」で至福のアフタヌーンティー

夏休みを利用して、シンガポールへ行ってきました。私の長年の憧れは、シンガポールの超名門ホテル「Raffles Hotel(ラッフルズホテル)」でアフタヌーンティーを楽しむことでした。

アフタヌーンティー好きの方なら一度は訪れてみたいホテルですよね。

シンガポールはイギリスの植民地だったこともあり、本格的な英国式アフタヌーンティーが楽しめます。

ラッフルズホテルは1887年に設立。19世紀コロニアル時代の栄華を伝える名門で、世界でも数少ない現存する19世紀開業のホテルです。小説家サマセット・モームや女優エリザベス・テイラー、マイケル・ジャクソンなどの著名人が宿泊したことでも知られています。

The Grand Lobby(ザ ・グランドロビー)

2年半の工事期間を経て、2019年8月にリニューアルしたのでキレイです。

シンガポールを代表するカクテル「シンガポール スリング」の発祥の地は、こちらのバー「Long Bar」。ドレスコードがあり、女性はカジュアルシック、男性は襟付きシャツの着用を推奨しています。ビーチサンダルはやめておいた方が無難です。

実際に訪れてみると「正装!」ではなく、南国らしい涼しげなワンピースなど、それほど気負わなくて大丈夫な感じでした。

入り口で「あなたは石油王⁈」みたいなターバンを巻いたドアマンのお出迎え。この方もラッフルズホテル名物?の人気者みたいです。

ラッフルズホテルは、アフタヌーンティー予約客でも開始時間近くでなければドアマンはホテルに入ることを許してくれませんでした。にこやかな笑顔ですが厳しいです。

早めに行っても中には入れませんが、外周やお庭、ショップなどは散策できます。外周だけでもコロニア調のすてきな建築を堪能できます。

ホテルに足を踏み入れると、大理石の床、床から天井まで続くビクトリア朝の柱、高い天井に煌めく大きなシャンデリア、南国のお花などそこはもう別世界! 壮麗さにうっとりです。

まずは冷たいお茶がウエルカムドリンクとして運ばれてきました。

テーブルには紅茶のサンプル。左側がセット料金に含まれているものと、右側が追加料金が必要なものが並んでいます。

茶葉はJIKG TEA。テーブルの横にワゴンが運ばれ、お茶をいれてくださいます。

アフタヌーンティーは銀製の3段スタンドでスイーツとセイボリーが運ばれてきます。スイーツはさっぱりしたもの、チョコレートの濃厚な味わいのものと多彩な甘さがうまく組み合わせてありました。

スコーンは後から配られるシステム。焼き立てなのか表面はサクッとしていますが、ふんわり感もあり美味しいスコーンでした。この日はプレーンとドライフルーツの2種でした。

紅茶は1ポットのみ。「もっと飲みたいな」と思っていたら、ホテルの方が差し湯をしてくださいます。シャンパンなどは33シンガポールドル(日本円で4000円弱)から追加可能。

私たちは、せっかく「シンガポールスリング」の発祥の地なので、シンガポールスリングをいただきました。

ロビーではハープのライブ演奏もあり、優雅な雰囲気は格別。シンガポール旅行の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

アフタヌーンティーはホテルの公式サイトでネット予約ができます。

店舗情報

住所:1 Beach Rd, シンガポール 189673
営業時間:12:00~17:30、90分制
料金:ラッフルズアフタヌーンティー  98シンガポールドル(日本円で1万1000円強)、シンガポールスリング  16シンガポールドル(日本円で2000円弱)
※税9%、サービス料10%が加算されます。
定休日:毎日開催

(不定期連載)

【プロフィル】Gaya.Sachiko
関西を中心に日本全国、海外へもアフタヌーンティー巡りをする愛好家。「自分にご褒美」というワードが大好き。同じくアフタヌーンティー好きの方はもちろん、ホテルスイーツ情報、プチぜいたくグルメなど「別世界」「癒しの場所」選びの参考になるような話題をお伝えしていきます。

インスタグラム:gaya.sachiko

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