白金高輪「三河屋食堂」〝ただいま〟が似合う昭和の食卓で堪能した懐かしい美味しさ 【連載】年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(19)

By - 寄稿
インフルエンサー

こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。

魚籃坂の通り、歩道橋のすぐそば。「白金高輪」(東京)という地名は、ちょっとハードルが高いかなと思いつつも、お店に入ってみるとアットホームで懐かしい雰囲気が漂う「三河屋食堂」。

昭和の香りがそのまま残る小さな店内

店内は壁向きのカウンター5席とテーブル3つ、そしてニュースが流れるテレビ。カウンターはおひとりさまにも居心地のよい、懐かしい雰囲気です。

壁一面にメニューがずらりと並んでいて、どれにしようか悩んでしまいますね。お刺身や出汁巻きたまご、とんかつ、夜限定の焼きぎょうざや焼きそばなど幅広いラインナップ!

店内の照明は白熱灯系の明かりで柔らかい光。カウンターでレモンサワーをお供に一人晩酌のスタートです。

壁には古き良き昭和時代の新聞や写真が貼られ、その歴史を感じます。

料理をオーダーすると、奥の厨房からは鍋を振る音やジューっと焼く音が聞こえてきて、期待値が上がります…!

鯵のお刺身は新鮮そのもの

鮮度そのものの美味しさ勝負する鯵。食べてみると生姜と磯の香りが広がり、これは日本酒との相性抜群。美しい盛り付けにもテンションが上がります!

具沢山のもつ煮込み

見た目にもわかる通り、具がメインのもつ煮込み。芯が残ったまま柔らかくなったもつは、噛むと甘くて美味しい。味がしみしみの大根も忘れずに。

必食の牡蠣のバター炒め

粉や衣をつけずに、そのままの身をバターで炒めた牡蠣。海の香りとミルキーな旨みが、ストレートに感じられます。

火は強めに入れすぎないので、身が縮まず、ふっくらしたまま。 バターは味の主役にならず、牡蠣のうま味をそっと引き出す役割。ご飯にも合うし、お酒のつまみにも最高です!

地元で愛される古き良き名酒場が白金高輪に

白金高輪=高級というイメージがあるかもしれませんが、ここはちょっと違いました。女将さんや大将があたたかく、地元のお客さんとの会話も楽しい。しっかり食事もできるし、仕事帰りにちょっと1杯もできます。

日常使いで常連になりたい、昔ながらの居酒屋です。

ご馳走さまでした。

店舗情報

三河屋食堂

■住所

東京都港区三田5-16-13

■営業時間

月・火・水・木・金

 11:30 – 13:30

 17:30 – 22:00

土・日・祝日

■電話

03-3441-3506

■店舗URL

https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13045182/

(不定期連載)

【プロフィル】Hatsumi Itou(ハツ)年間600軒飲み歩くグルメハンター/東京グルメサロン主宰

年間600軒飲み歩くグルメハンター、SNS総フォロワー23万人超。グルメコミュニティ「東京グルメサロン」主宰。〝本当に美味しい店〟だけを厳選紹介。人生のテーマ:「グルメは最高のコミュニケーション」

X:https://x.com/hatsu823
インスタグラム:https://www.instagram.com/hatsumiitou/
TikTok:https://www.tiktok.com/@hatsumiito?lang=ja-JP

過去記事はこちら
1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)(15)(16)(17

Related Article