小日向文世

【第16話】NHK朝ドラ「ばけばけ」銀二郎、涙の出奔にSNS「本当に可哀想過ぎる」

By - emogram編集部
エンタメ

女優の高石あかりさん(22)がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0)の第16話が20日放送され、トキの夫、銀二郎(寛一郎さん)が出奔しました。

仕事を失ったトキ

第16話の放送では、松野家の遠戚、雨清水傳(堤真一さん)が亡くなったことで、彼が経営していた機織り工場が閉鎖となり、トキは仕事を失いました。

それでも借金取りの森山善太郎(岩谷健司さん)は容赦なく松野家に返済を要求し、トキに遊女になるよう迫ります。

「なんとかなる」とお気楽な松野家のなかで唯一、危機感を覚える銀二郎はトキを守るため仕事を増やそうと森山に頼み、遊郭での客引きも始めました。しかし、それを知った義祖父の勘右衛門(小日向文世さん)が激怒。家の格が下がると婿を責めました。銀二郎は格を気にしている暇などないと反論、勘右衛門にも武具を売って金を作るべきだと訴えます。

その日、深夜に帰宅した銀二郎はトキに「ここを出て、2人で遠くの町で暮らさないか」と持ちかけます。ずっと銀二郎と一緒にいたいトキでしたが、家族思いの彼女は即答できません。すると翌朝、銀二郎が置き手紙を残して出奔しました。トキは「いやー!」と絶叫し、「自分のせいだ」と悔やみました。

我慢を重ねた銀二郎

松野家の当主になるため、これまで我慢に我慢を重ねてきた銀二郎。深刻な借金があることを知らず、婿入り後に厳しい現実を知ってからも、その借金を返そうと昼夜を問わず働いてきました。

そもそもこの借金を作ったのは、銀二郎の義父、司之介(岡部たかしさん)で、「うさぎビジネス」に手を出し、トキを小学校に通わせる金すら払えないほどの負債を抱えました。現在は心を入れ替え、まげを落として働いてはいますが、仕事は相変わらず牛乳配達のみのままです。

SNS上の反応

「ばけばけ」第16話の放送で、銀二郎が出奔するという衝撃の展開に対し、SNS上ではコメントが相次ぎました。

emogram編集部では、今回の放送回に寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「おじじ様に対する批判」の声(60%)

「じじいこらーー!!!!お前の息子が作った借金の返済のために頑張ってくれてんだろー!!!」

「松野家の格を下げてるのは銀二郎の遊郭での客引きじゃなくておじいちゃんだと思うよ…」

「勘右衛門💢気づくのが遅い、決断が遅い!😠」

「おじじさんは言うに及ばずだけど、フミさんも『よう働いてくれて助かるわー』とか『あら大変』とか、発言が他人事すぎて怖い」

主な「銀二郎への同情」の声(40%)

「銀二郎さーん‼︎‼︎本当に銀二郎さんが可哀想過ぎる😢」

「たたただ銀二郎が気の毒 松野家のため、トキを守るために尽くしたのに報われず辛いよ」

「健気な銀二郎が可哀想になる…」

「銀二郎大変だったね…」

「銀二郎さん出奔して正解🥲ヒロイン一家の他人事ぶりが怪談だよ」

まとめ

今回の分析では、「ばけばけ」第16話の放送で、銀二郎が出奔するという衝撃の展開に対し、「おじじ様」勘右衛門の頑固さや理不尽さに憤る声が多く見られたほか、銀二郎の境遇を不憫に思うコメントも目立ちました。

ライターコメント

銀二郎の出奔に対して、SNS上ではおじじ様に対する怒りや憤りを示す反応が多く、「おじじ様が大問題」「あれだけ嫁の家族のために倒れるまで働いた挙句おじじ様に格が下がると怒られたら誰でも限界来るわ」などのコメントが相次いでいました。

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