「ご飯を薬のように食べなさい。さもなければ、薬をご飯のように食べなくてはならなくなる」
アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏が愛したワードに、こんな素敵な言葉があると知り、それから私も大好きになりました。
改めまして、こんにちは。
管理栄養士の吉田優子です。
普段はフルタイムで管理栄養士として働きながら、インスタグラムで「体にやさしい多国籍料理」をテーマに〝ゆいママ〟として活動、発信しています。
まるで「二期」…
最近、急に寒くなりましたね…。
猛暑が終わったと思ったら、秋があっという間に過ぎていくような…。
まるで気温のジェットコースターのような毎日。
人気お笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達みきおさんがよく言っているように、最近の日本は暑いか寒いかというまるで「二季」のような環境なだけに、皆様も体調、崩していませんか?
温かいものが恋しい時期に
こう急に寒くなると、温かいものが恋しくなりますよね。
でも毎日忙しいと、つい外食やコンビニに頼りがちになっちゃったり…。
昨今の物価高の中では、手軽に手に入る麺類や丼もの、ファストフードで済ませる方も増えているかもしれません。
そんな食生活が続くと、やっぱり心配になるのが野菜不足や栄養の偏り。
そこで今回ご紹介したいのが、忙しい中でも超簡単に作れる「3分で完成!あったか体にやさしい簡単レシピ」です。
「ご飯を薬のように食べなさい」
冒頭紹介したのに、しつこいように思われるかもしれませんが、ここで改めてジョブズ氏の言葉をもう一度繰り返させてください。
「ご飯を薬のように食べなさい。さもなければ、薬をご飯のように食べなくてはならなくなる」
初めてこの言葉を聞いたとき、私は祖父のことを思い出しました。
祖父は毎日たくさんの薬を飲んでいて、食事は祖母と半分こ。
そのかわりに甘いお菓子とコーヒーが大好きで…。
今思うと、少し心配になるような食生活でした。
そんな祖父の姿を見てきたからこそ「体にやさしいご飯を、無理なく続けられる形で届けたい」。
そんな思いでこのレシピを考案しました。
たった3分で体をいたわる
忙しい毎日でも、たった3分で体をいたわる。
電子レンジで簡単にできる、あったかレシピ。ぜひお試しくださいね🍲

① 白だし×ちりめん×ねぎ
👉《和風たっぷり薬味煮奴》

味のイメージ:やさしい出汁味+ちりめんのうま味。朝ごはんや夜食にも。
<組み合わせ>
- 白だし:大さじ1
- 水:大さじ2
- ちりめんじゃこ:小さじ2
- 豆腐:150g
- 仕上げに青ねぎと白ごま
レンチン:ふんわりラップして600Wで2分。
② 明太子×バター×豆乳
👉《洋風明太バター煮奴》

味のイメージ:まろやかでコクあり。明太クリーム風。
<組み合わせ>
- 豆乳:100ml
- 明太子:1/2腹(皮を取りほぐす)
- バター:小さじ1
- コンソメ:小さじ1/3
- 豆腐:150g
レンチン:600Wで2分半→よく混ぜてさらに30秒。
ポイント:仕上げに黒こしょう・小ねぎ少々。
③ ソーセージ×しめじ
👉《中華風ソーセージ煮奴》

味のイメージ:ソーセージの塩気+豆乳のまろみ+生姜のアクセント。
<組み合わせ>
- ソーセージ:1〜2本(斜め薄切り)
- しめじ:1/4株
- 豆乳:100ml
- 鶏がらスープの素:小さじ1/2
- しょうがすりおろし:少々
- 豆腐:150g
レンチン:すべて耐熱ボウルに入れ、ラップして600Wで2分半。
手軽で簡単な3品
簡単で温まって、何よりすごく美味しい3品。
毎日の1品に疲れた時にすごく簡単にできるので、ぜひお試しください。
(不定期連載)
【プロフィル】ゆいママ
食べることも、作ることも大好きな、管理栄養士。生活を前向きに楽しむことを大切にしている。父親が病に倒れたのを機に「予防のための食事」について学び直し、そこで得た知識を基に、インスタグラムで「多国籍料理」をテーマにしたレシピを発信中。ちょっと疲れた日も、ちょっと不安な日も、キッチンから誰かの背中をそっと押せるような、そんな料理の話題を届けていきます。
インスタグラム:yuimama_eiyourecipe












