新鮮なお鮨に大〝口福〟!豊洲市場「寿司処 やまざき」 【連載】年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(18)

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こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。

市場前駅から歩いて3分程、管理施設棟の3階の入り口に近い位置する「寿司処 やまざき」。朝7時から営業していて、築地の朝活にもピッタリの鮨店です。

100年の歴史と、素材を見る目

ここは元々築地の場内市場にあったお店で、飲食店として約100年。代々続く、魚を見極める技術。代々受け継がれてきた「素材を見る目」で、その日の天気や湿度まで考えてネタを選ぶのだそうです。

店内の壁一面には棋士の色紙。大将の奥様が女流棋士とのことで、その縁で棋士の来店が多いらしいです。

市場内にあるからこその鮮度抜群のお鮨

そして一番強いのは、仕入れがそのまま握りに直結すること。運搬なし、時間ゼロで魚が今いい状態で、すぐに握りになるんです。まさに豊洲市場内の鮨屋ならではの「特権」です。

まずは日本酒のアテとして、白子ポン酢をオーダー。

おまかせセットもありますが、アラカルトで1貫ずつオーダーできるところも嬉しいポイントです。その日に獲れた新鮮なネタを思う存分味わっていきましょう。

上品な脂が乗った鰤は、口に入れた瞬間にまろやかに旨味が広がっていきます。

シャキっとした食感が楽しい、赤貝。この色の鮮やかさは新鮮そのもの!噛めば噛むほどに磯の香りが広がります。

中トロは、赤身の香りがちゃんと残っていて優しいくちどけで甘みを感じます。さっぱりと重すぎないから、朝から食べても重くなく、むしろ至福、〝口福〟。

パリッとした海苔が心地いい、雲丹。塩気とミネラルのバランスが絶妙で、上品な余韻が残ります。

カウンター越しに職人さんたちと会話できる雰囲気がとっても居心地が良くて、気持ちいい。

豊洲市場の朝に新鮮なお鮨を楽しむ

築地から豊洲へ場所は変わっても、〝その日の魚を一番うまい状態で出す〟姿勢は変わっていません。朝に数貫つまんでから動き出すと、午前中の気持ちのバランスが整うんです。

豊洲市場を訪れたなら、ぜひ訪れていただきたい鮨店です。

店舗情報

寿司処 やまざき

■住所

東京都江東区豊洲6-6-1 管理施設棟 3階

■営業日

月・火・木・金・土・祝前日・祝後日

水・日・祝日

定休日

■ 営業時間

7:00頃~13:30ラストオーダー

■ 定休日

豊洲市場の営業カレンダーに準ずる

■電話

03-6633-0215

■店舗URL

https://www.sushi-yamazaki.com/

(不定期連載)

【プロフィル】Hatsumi Itou(ハツ)年間600軒飲み歩くグルメハンター/東京グルメサロン主宰

年間600軒飲み歩くグルメハンター、SNS総フォロワー23万人超。グルメコミュニティ「東京グルメサロン」主宰。〝本当に美味しい店〟だけを厳選紹介。人生のテーマ:「グルメは最高のコミュニケーション」

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