こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。
押上と錦糸町のちょうど間あたり。夜になると提灯の灯りがゆらめく路地に現れる、知る人ぞ知る名店「もつ焼 まるい」。

煙と笑い声に包まれた小さな店構えは、下町の風情そのまま。足を踏み入れた瞬間から、活気に満ちた空気に包まれます。
一度きりの注文スタイルにドキドキ
このお店、なんと〝最初の一回しか注文ができない〟というルール。追加注文はできません。最初は驚きますが、これがまた楽しい。だからこそ、事前の下調べは必須。メニューを見ながらあれもこれも…と悩む時間も含めて、まるいの醍醐味です。

店内はカウンターとテーブル席、そして2階席もあるようですが、全体的にかなりコンパクト。ギュウギュウに詰まった感じがまたよくて、隣のお客さんとの距離の近さも、なぜか心地いい。ワイワイガヤガヤ楽しむには最高の雰囲気です。
肉好きが震える、分厚い馬刺し
まずは看板メニューの馬刺し。登場した瞬間、分厚さに目を奪われます。赤身の艶が美しく、口に入れた瞬間の柔らかさと甘みに驚き。臭みはまったくなく、スッととろけていく上質な肉質。ここに来たら絶対に外せない一皿です。

ほんのりピンク色のお肉が美しく並ぶ仔牛のローストビーフ。ひと口食べると、柔らかくて上品な弾力。赤身の旨味がじんわり広がって、噛むほどに甘みを感じます。脂っこさがなく、ヘルシーなのに満足感たっぷり。

続いてタン。串焼きで登場です。外はカリッと香ばしく、中はほどよい弾力。噛むたびに旨味があふれ出してクセになる美味しさ。

熱々の仔牛ステーキで、肉欲全開
肉好きにおすすめしたいのが仔牛ステーキ。熱々のお肉の上でバターがじわっと溶けていく様子がたまりません。バターと胡椒のシンプルな味付けが、肉の甘みを引き立ててくれますね。

もつ焼きの定番・白。ぷるぷるの脂がタレに絡んで、香ばしい匂いが立ち上ります。見た目こそ濃厚そうなのに、食べてみると意外に軽やか。脂の甘みとタレのコクが絶妙です。

最後に忘れてはならないのが、牛レバたれ焼き。甘辛いタレが絡んでいて、噛むほどに濃厚な旨味が広がります。クセがなく食べやすいので、レバーが苦手な人にもぜひ試してほしいです。

肉好きの楽園、押上の夜はここで決まり
カウンター越しに飛んでくる店員さんの威勢のいい声。狭い店内に広がる笑い声と煙。すべてがこの街のリアルな温度を感じさせてくれます。

一度きりの注文という緊張感も含めて、一度は体験したい名店です。馬肉好き、もつ焼き好きなら一度は訪れるべき。肉を楽しむ夜を過ごすなら、迷わずここへ訪れてみてください。
店舗情報
もつ焼 まるい
■住所
東京都墨田区業平3-1-1
■営業時間
月・火・水・木・金・土 17:00 – 22:00
日定休日
■電話
03-3624-0205
■店舗URL
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131203/13002960/
【プロフィル】Hatsumi Itou(ハツ)年間600軒飲み歩くグルメハンター/東京グルメサロン主宰
年間600軒飲み歩くグルメハンター、SNS総フォロワー23万人超。グルメコミュニティ「東京グルメサロン」主宰。〝本当に美味しい店〟だけを厳選紹介。人生のテーマ:「グルメは最高のコミュニケーション」
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