女優の高石あかりさん(22)がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0)の第19話が23日放送され、吉沢亮さん演じる錦織友一の「素性」が明らかになり、視聴者から大きな反響が寄せられました。
錦織は黙々と勉強に励む
出奔した銀二郎(寛一郎さん)を追って人生初の上京を果たしたトキが下宿先で錦織たちと出会いました。
下宿で暮らしていたのは帝大生の根岸(北野秀気さん)と若宮(田中亨さん)、そして友一と銀二郎の4人。銀二郎は日中、人力車の車夫として働き、根岸と若宮は帝大へ。そんな中、錦織だけは試験に向けた勉強を黙々としており、彼が何をしているのかの描写はこれまでありませんでした。
帝大生だと思い込むトキ
この日の放送で、根岸と若宮が「学問の神」として知られる湯島天神のお守りを渡し、合格を祈願しながら錦織を送り出しました。
「任せておけ」と自信満々の錦織。トキは「お昼に」と言って握り飯を渡し、「帝国大学の試験はさぞ難しかろうと存じますが、応援しちょります」と言いました。根岸、若宮、銀二郎は「?」となりますが、錦織はそのまま出発。その後、帝大生2人は錦織とは逆の方向へ向かって歩き出しました。トキは錦織も帝大生だと思い込んでいました。
絶句するトキ
その後、銀二郎はトキに錦織の素性を説明。「帝大生ではございません。下等小学校しか出ちょらんそうです」と話しました。それに対し「えっ!?」と絶句するトキ。
銀二郎は「家が貧しく、また体も弱かったそうで、中学は中退、無資格で教師をやっていたそうなんですが、キチンと中学校教師の資格を取りに上京してきたそうです。今日がその教師資格の検定試験だそうで、全科目合格すると、ゆくゆくは帝大卒業の資格も得られて、校長先生にもなれるんだとか」と続けました。
松江随一の秀才
錦織は松江随一の秀才で、「大盤石」の異名を持ちます。今後、松江中学で英語教師になり、外国人教師として松江にやってきたレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)をサポートしていくことになり、物語のキーパーソンとなっていきます。
SNS上の反応
ばけばけ第19話の放送回に対し、SNS上では様々なコメントが寄せられています。
emogram編集部では、今回の放送回に寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主なトキと銀二郎に対する「切なさ・悲しみ」の声(35%)
「帰らなくていいよ」
「どうして別れるのだろう」
主な「称賛・感動」の声(25%)
「巧みな脚本」
「ストーリーも登場人物も素晴らしい」
主な「応援・期待」の声(20%)
「揺れるトキの心」
「おトキちゃんと銀二郎さんが切なくて可愛い」
「この二人に幸せになってほしい」
主な「驚き・興味」の声(15%)
「錦織の過去に驚いた」
主な「不安・心配」の声(5%)
「退場していくの寂しい」
まとめ
今回の分析では、ばけばけ第19話の放送回に対し、トキと銀二郎の関係性に対する感情が強く表れています。視聴者は2人の幸せそうな関係を見て喜ぶ一方、史実上2人が別れることになるという予感から悲しみを感じています。銀二郎の誠実で優しい人柄が描かれるほど、視聴者の切なさは増しているようです。また、登場人物の複雑な心理描写のほか、脚本の巧みさに対する称賛も多く見られました。吉沢さん演じる錦織のキャラクターの新たな側面が明かされたことへの驚きと興味も表れています。
ライターコメント
今回の放送では、トキ同様に錦織が帝大生だと思い込んでいた視聴者は多かった様子で、SNS上では 「錦織くん帝大生ではないのか!」「これは意外w」「帝大生だと思い込んでいたよ」などのコメントが相次いで寄せられていました。
>【第18話】NHK朝ドラ「ばけばけ」トキと銀二郎の再会にSNS「このまま銀二郎さんと東京で暮らして欲しすぎて…」
>【第17話】NHK朝ドラ「ばけばけ」トキ、銀二郎を連れ戻しに上京でSNS「銀二郎さんには逃げ切ってほしい」
>【第16話】NHK朝ドラ「ばけばけ」銀二郎、涙の出奔にSNS「本当に可哀想過ぎる」
>【第15話】NHK朝ドラ「ばけばけ」トキの「知っちょりました」にSNS涙腺崩壊
>【第14話】NHK朝ドラ「ばけばけ」トキ&タエのしじみ汁作りにSNS「育ての母に教わったことを、生みの母に伝えている」
(1話)(2話)(3話)(4話)(5話)(6話)(7話)(8話)(9話)(10話)(11話)(12話)(13話)












