女優の高石あかりさん(22)がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0)の第22話が28日放送され、のちにトキの夫となるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)が物語の舞台となる松江市に上陸、自由な振る舞いで周りを慌てさせるドタバタ劇が繰り広げられ、視聴者から笑いが起こりました。
ヘブンとの握手に違和感覚えたトキ
明治23(1890)年8月30日、米国からヘブンが初来日し、松江の船着き場に大勢の人々が押し寄せました。その中にトキの姿もあり、群衆に押し出される形でヘブンと握手をしたトキは、ヘブンの手を握った瞬間、何か違和感を覚えました。
ヘブンの通訳を担当したのは、松江中学で英語を教える錦織友一(吉沢亮さん)。彼が今後の予定を説明していると、ヘブンは対岸の遊郭から聞こえる三味線の音色に興味を示し、音に合わせて踊り出しました。
そして錦織の話もそっちのけで、勝手に遊郭の方へ。帰宅途中だったトキとサワはその道中で遊郭をのぞき込むヘブンの姿を目撃します。慌てて駆けつけた錦織は、トキたちにヘブンを連れ戻してほしいと懇願。トキたちが声をかけると、ヘブンは「ここは音楽ホール? ダンスホール?」と英語で尋ねました。
「アイムヘブン、ヒアイズヘブン」
英語ができない2人は困惑しましたが、ヘブンの「ナマエ…」という言葉で少しだけ状況を理解し、ここが天国遊郭だと教えました。そして「天国=ヘブン」と伝えると、ヘブンは「アイムヘブン、ヒアイズヘブン」と感激。
その後、吸い寄せられるように路地裏へと入っていき、松野家の敷地内でトキの祖父の勘右衛門(小日向文世さん)の姿を見つけます。
「サムライ…。本物だ」
「サムライ…。本物だ」と感動するヘブンに対し、「ついに来た。隠岐で異国船見張り番を勤めたこのワシがお役目を果たす時が」と怒りをにじませる勘右衛門は、殺気を漂わせながら「ペリー! 覚悟ぉ!」と叫び、木刀でヘブンに襲いかかります。慌てて止めに入るトキ、サワ、錦織の3人をよそに、ヘブンだけは満面の笑みを浮かべました。
ヘブンは当初、松江一の旅館に宿泊する予定でしたが、偶然目にした花田旅館を気に入り、勝手に宿泊先を変更。突然の出来事に主人の花田平太(生瀬勝久さん)たちは大慌て。島根県知事の江藤安宗(佐野史郎さん)はこのドタバタぶりに「説明したまえ、錦織くん」とご機嫌斜めでしたが、振り回されっぱなしの錦織も、「あの…ペアみたいになってますけどわれわれ、私もみなさんと同じで今日、今日、初対面ですから!」と声を荒らげました。
SNS上の反応
のちにトキの夫となるヘブンが松江市に上陸、自由な振る舞いで周りを慌てさせるドタバタ劇が繰り広げられた第22回の放送に対し、SNS上ではコメントが相次いでいます。
emogram編集部では、今回の放送回に寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「楽しい・面白い」の声(65%)
「おじじに大爆笑」
「『ペリー覚悟!』 完全に文明に乗り遅れてる」
「毎日毎日面白くて最高」
主な「期待・興味」の声(20%)
「錦織先生を応援」
「この後の展開が楽しみ」
「運命ってやつか〜」
主な「感動・共感」の声(10%)
「なんだか泣けてくる」
「とても刺激的な、ヘブンさんの松江での初日」
主な「疑問・不満」の声(5%)
「猫背は演技だろうか」
まとめ
今回の分析では、第22回の放送に対し、ヘブンが松江に来て自由奔放に振る舞う様子と、それに翻弄される錦織の姿に注目する声が数多く寄せられていました。多くの視聴者は、ヘブン先生が「ラストサムライ」と呼ぶ勘右衛門との絡みやコミカルな場面を楽しんでおり、「ペリー!覚悟ぉ!」というセリフに爆笑する声が多く見られました。また、おトキがヘブン先生と握手した際に「気のせいだと思う」と呟いた謎めいた場面についても関心が高まっていました。
ライターコメント
第22話で、自由奔放に振る舞うヘブンに爆笑したという視聴者が多く、SNS上では「ヘブンはフリーダムなんだよw」「国宝を振りまわすヘブン」などのコメントが数多く寄せられていました。一方、トキがヘブンとの握手時に抱いた違和感に対し「手が震えてたのかな?」「おトキちゃんは何を感じたんだ?」などのコメントが寄せられており、今後の伏線になると予想する視聴者も大勢いました。
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