高石あかりさん

【第25話】NHK朝ドラ「ばけばけ」ヘブン先生の素性判明に「なんでここで教師をやる話を承諾したんだろう?」

By - emogram編集部
エンタメ

女優の高石あかりさん(22)がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0)の第25話が31日放送され、のちにトキの夫となるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)の「素性」が明らかになりました。英語教師として来日したヘブンでしたが、その本当の職業はまだ新聞記者だったのです。また、今回の放送では、ヘブンと通訳を務める錦織友一(吉沢亮さん)の2人の距離感が縮まる展開に、視聴者から大きな反響が寄せられました。

「タベタクナイ」

この日の放送では、ヘブンが初登校する日を迎えました。宿泊先の花田旅館では主人の平太(生瀬勝久さん)らが豪勢な朝食を用意しますが、ヘブンは「タベタクナイ」と言って部屋から出てきません。

その様子を仕事で立ち寄ったトキが目にします。そこへ錦織が現れ、話をしようと襖を開けようとした時、トキが「ヘブン先生は、怖いんだないでしょうか?」と声をかけました。

「ヘブン先生も人間です。私たちと同じ」

トキは、松江に上陸した際に握手したヘブンの手が震えていたことを思い出し、「異国から来て初めての街に来て、初めての人たちに会って、その人たちがみんな期待しちょる。きっとあの時から怖くて、日が経てば経つほど怖くなって、イライラして、怒って、無茶言って、ジゴクジゴクと叫んだりして…。ヘブン先生も人間です。私たちと同じ」と語り、今はそっとしておくべきだと諭しました。

滞在記を書くために来日

しかし錦織は襖を開けました。「出て行け!」と声を荒らげるヘブン。錦織は「江藤知事から聞きました。あなたが教師でないことを」と告げます。島根県知事の江藤安宗(佐野史郎さん)によると、ヘブンは古事記を読んで日本に興味を持ち、滞在記を書くために来日した新聞記者だといいます。机の上には拙い日本語で書かれた紙があり、ヘブンは生徒のために懸命に勉強していました。

錦織は「ミスターヘブン、日本語は要りません。教育的な言葉も必要ありません。あなたが話す言葉を、あなた自身を、みんなは待っています。それでも困ったら、私がいます」と伝えました。それに対してヘブンが「ワタシ…ダイジョウブ?」と尋ねると、錦織は改めて「あなたを、待っています」と答え、ヘブンは安堵の表情で「アイムハングリー。ハラヘッタ」とつぶやきました。

SNS上の感情

ばけばけ第25話の放送に対し、SNS上では多くのコメントが寄せられています。

emogram編集部では、今回の放送回に寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「感動・共感」の声(38%)

 「ヘブン先生の目は幼い頃にいじめられて怪我したせいっぽい……?生まれながらとか、病気で、とかじゃなかったんだな ヘブン先生もうらめしい気持ちを抱え、それをなんとか昇華しながらここまできたんだろうか」

「数々の奇行の底にあるヘブンさんの不安を察したおトキちゃん 2人がいずれ一緒になることをなまじっか知っているため、握手をした時に運命でも感じた?と思ったら『震えていた』🥲」

「部屋にこもって記事を書いてるのかと思いきや震えながら日本に来て、一生懸命言葉勉強して、それでも怖くて部屋から出られないヘブン先生、いとしすぎん?」

主な「称賛・評価」の声(32%)

 「吉沢亮さん、英語がとてもお上手でびっくりした。日本の男の人特有の癖がない…すごい…!」

「『天狗が好きだからトキはヘブン先生の気持ちが解る☆』の方が視聴者からは飲み込みやすい展開だろうに、そこに外国人への差別心が潜んでいることを、ばけばけは見逃さないんだ」

「でしゃばらなくても、主人公が素敵に見える脚本。素晴らしいな」

主な「興味・関心」の声(15%)

「ヘブンさん巡り巡って教師になったのかと思ったら今も余裕で記者だった」

「経歴詐称を知事も推すの何があったの? 人材がいなかったの?」

主な「驚き・発見」の声(10%)

「あの握手の場面の二人の何とも言えない表情を回収してくる回」

「そうか‥………錦織さすがの秀才のお言葉やね…」

主な「疑問・懸念」の声(5%)

「新聞記者に教員やらせるのは違うだろ…(゚∀゚)」

「ヘブンさんも怖かったというのは分かるけどフキハラだよね ウメさん、大きな身体のヘブンさんに目の前で怒鳴られてどんなに怖かったことか」

「ばけばけ面白いんだけどコメディに寄りすぎてイマイチ好きになれない」

まとめ

今回の分析では、ばけばけ第25話の放送に対して、ヘブンが実は新聞記者であり教師ではなかったという事実の明かし方や、トキが握手した時にヘブン先生の手の震えに気づいていたという展開に対する感想が多く見られました。視聴者は「天狗でも鬼でも河童でもなく、同じ人間」というメッセージ性を高く評価していたほか、錦織の演技や英語力に対する称賛の声も目立ちました。

ライターコメント

ヘブンの来日前に米国で新聞記者として働く姿が描かれていたこともあり、放送後、SNSでは「そうそう、もともと新聞記者だったよね」と納得する声が見られる一方、「まだ記者だったの?」「新聞社を辞めて教師になったのかと思ってた」「なんでここで教師をやる話になってヘブンさんも承諾したんだろう?」など、困惑する視聴者の声もありました。一方、ヘブンと錦織の2人の距離が縮まっていくことに「ヘブン先生と錦織さん、少しずつ距離が埋まっていく感じがいいね」「安心してくださいヘブンさん!錦織さんがいるよ!」などの声が寄せられていました。

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