女優の高石あかりさん（22）がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」（月～土曜前8・0）の第32話が11日放送され、松江中学で英語を教えるレフカダ・ヘブン（トミー・バストウさん）の女中になることを決意したトキが、この日の放送で女中としての初日を迎える展開に、Xで「おトキちゃん」がトレンド入りするなど話題になりました。また、花田旅館で働くウメ（野内まるさん）の女中としての有能ぶりが視聴者の間で話題になり、「ウメさん」「ウメちゃん」もトレンド入りしました。
家族に本当のことを言えないトキ
この日の放送では、自分がラシャメン（異人の妾）かもしれないという不安を抱え、家族にも本当のことを言えないまま仕事に向かうトキを、花田旅館の平太（生瀬勝久さん）とツル（池谷のぶえさん）夫婦、そしてウメがあたたかく出迎えました。初めて女中を務めるトキの覚悟を応援したいと、ウメも一緒に働き、トキとヘブンが2人きりにならないように気を配り、トキはその心遣いに感謝しました。
花田旅館でヘブンを世話していたウメは、とにかくヘブンの扱いに慣れており、寝起きの機嫌が悪いこと、骨を取ってあげないと魚を食べられないこと、英語はわからなくても一緒に笑えば機嫌がよくなること、食後に一杯だけお茶を飲むことなど、細かな習慣まで熟知していました。またトキを心配し、旅館の仕事が残っているにもかかわらず、夜になってもギリギリまで付き添いました。
物おじしない性格のウメ
ウメは、トキがしじみ売りをしていたころのお得意さまだった花田旅館で働く女中。来日後に花田旅館へ滞在したヘブンの世話を任されていました。おっとりしたマイペースな性格ながら、外国人相手にも物おじせず接し、仕事をテキパキとこなし、ヘブンが花田旅館を出て一人暮らしを始めようとした際、最初に「専属女中」として声をかけられたのもウメでした。紆余曲折を経て、結局、トキが女中になりました。
そんなウメが、残っている仕事を処理するため旅館に帰ってしまいます。遂にトキはヘブンと二人きりになり…。
SNS上の感情
ばけばけ第32話で、トキがヘブンの女中として初日を迎えた展開に対し、SNS上ではコメントが相次いでいます。
emogram編集部では、今回の放送に対して寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。
主な「共感・期待」の声（35%）
「『朝稽古しなきゃ』に笑った」
「ウメちゃん、良い子」
主な「称賛・感動」の声（30%）
「映像が美しい」
「髙石さんに毎日圧倒されている」
「凄い演技をする髙石あかりさん」
主な「不安・心配」の声（20%）
「トキの身に起きてる事が怪談みたいに見える」
「ヘブン先生、無神経なところがある」
主な「興味・好奇心」の声（10%）
「言葉が通じないって、本当不便」
主な「批判・不満」の声（5%）
「笑わせようとしてるのが丸わかり」
「間が多過ぎ」
まとめ
今回の分析では、トキがヘブンの女中として初日を迎えた第32話の展開に対し、多くの視聴者は、ヒロインのおトキが女中として働き始めた初日の緊張感と不安を共感しながら見ています。特に言葉の壁により生じる誤解や恐怖が主題となっており、「布団」や「お風呂」という言葉が持つ意味についての反応が多く見られます。花田旅館の人々の温かい気遣いや、おウメさんのサポートに感謝する声も目立ちます。一方、ヘブン先生の言動に対する反応は分かれており、一部では無神経さを指摘する声もあれば、ヘブン先生の孤独や言葉が通じない状況への理解を示す声もありました。
ライターコメント
おトキがヘブンの女中の初日を迎えた展開に視聴者も緊張していた様子でこの日の放送を見守った様子でSNSでは「緊張感がすげぇ…」「めっちゃ心臓に悪い…」「つかれる」などの声が相次いで寄せられていました。一方、ヘブンへの扱い方に慣れているウメの姿に対する反応も多く、SNSでは「おウメちゃん有能だな」「マイペース！ ウメちゃん、さすが慣れてる」「おウメちゃん、頼もしい。ヘブン先生への対応もだけど、旅館の女中としてかなり有能なんだな」などの声が相次いでいました。
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