五反田の路地裏で出会った冬の奇跡!仙台せりと京鴨が織りなす至福のマリアージュ

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【連載】年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(26) 東京・五反田「酒・蕎麦 田治」

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年間600軒飲み歩く東京無職のごはん。4月14日は五反田でホタルイカ!#グルメ #グルメvlog #五反田 #五反田グルメ #ホタルイカ

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こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。

喧騒を離れた路地裏に名店あり!

今回は、五反田駅から数分歩き、喧騒を離れた路地裏へ。

そこにひっそりと佇むのが「酒・蕎麦 田治」です。

五反田の路地裏で見つけた「大人の隠れ家」

田治の魅力は旬を徹底的に生かした鍋料理。

春は「生ホタルイカ釜揚げ鍋」夏は「鱧(ハモ)しゃぶ」、冬には今回ご紹介する「根せりと真鴨鍋」。

そして秋には「牡蠣の食べ放題」と、季節を映し出す鍋の数々は、一度味わうとリピーターにならずにはいられません。

一度体験したら忘れらない味

登場した瞬間に歓声が上がる、京鴨と仙台せりを主役に据えた「根せりと真鴨鍋」。

このお鍋の特徴は何と言っても、根っこまで丸ごと味わえる「せり」です。

立派な根っこがついた仙台せりは、見るからに味が濃そう。

その香り高さと食感は一度体験したら忘れられませんよ。

京鴨の出汁

テーブルにコンロが運ばれ、お鍋の準備が整うと、ごぼうの香りをたっぷりと含んだ京鴨の出汁が良い香りを漂わせ始めます。

最初のひと仕事は店主さんにお任せするのが田治流。

グツグツと煮立ち始めた出汁の中に、まずは鴨もも肉、立派なせりの根っこ、油揚げが投入されます。そして最後に、鮮やかなグリーンのせりの茎と葉が加えられ、鍋の中は一気に華やかに。

鴨の甘みと土の香り、至福のマリアージュ

まずは、京鴨からいただきます。 煮込んでも固くならず、むしろ旨味が増してしっとりと柔らかいのが京鴨の特徴。口に運ぶと脂がふわっと溶け出し、上品な甘みと深いコクが広がります。

そして、お待ちかねの「せりの根っこ」!

せりはしゃぶしゃぶ程度に火を通すのが美味しさの秘訣です。特に根っこは香りが豊かで、ホクホクとした食感がたまりません。

口に含むとまるで山菜のような力強い、土の恵みを感じさせる香りが広がります。

この根っこの野趣あふれる香りが、濃厚な鴨の出汁や脂の旨味と重なり合う瞬間は、冬ならではの贅沢そのもの。

〆はもちろん「手打ち蕎麦」

鍋を平らげた後のお楽しみは、やっぱり〆です。

「酒・蕎麦 田治」という店名の通り、ここでは最後にお蕎麦が登場します。

鴨とせりの旨味がたっぷりと溶け出した出汁。そこに、風味豊かなお蕎麦をくぐらせていただく贅沢。

春のホタルイカ、夏の鱧、秋の牡蠣、そして冬の鴨せり鍋。

四季折々の旬を追いかけて、またすぐに訪れたくなる名店です。

皆さんもぜひ、五反田で大人の贅沢を味わってみてください。

店舗情報

酒・蕎麦 田治

■住所

東京都品川区西五反田8-2-6 クリオ五反田 1F

■営業日・営業時間

月・火・水・木・金・土

18:00 – 21:00

■定休日

日・祝日、土曜は不定休(※HPをご確認ください)

■店舗URL

https://www.sakesobataji.com/

(不定期連載)

【プロフィル】Hatsumi Itou(ハツ)年間600軒飲み歩くグルメハンター/東京グルメサロン主宰

年間600軒飲み歩くグルメハンター、SNS総フォロワー23万人超。グルメコミュニティ「東京グルメサロン」主宰。〝本当に美味しい店〟だけを厳選紹介。人生のテーマ:「グルメは最高のコミュニケーション」

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