【連載】年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(28) 東京・神楽坂「燻製いづみや」
@hatsumiito 年間600軒飲み歩く東京無職のごはん。11月17日は神楽坂の古民家でしっぽり飲み!#グルメ #グルメvlog #古民家 #神楽坂 #神楽坂グルメ
こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。
神楽坂といえば、石畳の路地や大人の雰囲気が漂う街ですが、今回訪れた「燻製いづみや」さんは、その中でも群を抜いてお忍び感がすごいんです。

極限までプライベートを重視した「非接触型」サービス
予約はWebのみ。予約が確定すると、当日の入店に必要な暗証番号が送られてきます。
お店の場所に到着しても、そこにあるのは普通の住宅のような佇まい。
「本当にここで合ってるのかな?」とドキドキしながら扉のキーに暗証番号を入力します。

玄関に入ると、棚には予約した部屋番号が書かれた地図と、部屋の鍵、そして持ち帰りOKの靴袋が用意されています。
旅館の一室のような落ち着いた和の空間で、誰の目も気にせずリラックスできます。
冷蔵庫を開ければ、そこはドリンクの宝庫
お部屋に入ってまず驚くのが、備え付けの冷蔵庫。 「ご自由にどうぞ」スタイルなんですが、そのラインナップがすごいんです。

サッポロの赤星、日本酒、芋焼酎、梅酒……そして、ここならではの「燻製ハイボール」や「燻製レモンサワー」まで! ソフトドリンクやお水、氷もしっかり完備されています。
燻製調味料で食べる水炊き鍋コース
今回は「燻製調味料で食べる水炊き鍋コース(7500円)」をいただきました。 冷蔵庫の中にコースのお重や鍋のセットがずらりと用意されていて、自分たちのペースで進めていくスタイルです。

チーズの燻製は鉄板ですが、ここに燻製ポン酢を合わせるのがいづみや流。
酸味とスモーキーさが絶妙にマッチして、ワインや日本酒が進んでしまいます。
お刺身も、ただ醤油をつけるだけじゃありません。燻製醤油の深みが、お魚の脂の甘みを引き立ててくれるんです。

そしてお待ちかね、メインの水炊き!
こちらも、ただの水炊きではありません。燻製オイルと燻製醤油でいただくんです。
鶏の旨味が溶け出した濃厚なスープに、燻製の香ばしさが加わると、これまで経験したことのない美味しさ。

お鍋の中でグツグツと煮込まれた鶏肉は、驚くほどプリップリでジューシー。
箸で持ち上げるとずっしり重みを感じるほど肉厚で、口に入れた瞬間、鶏本来の甘みのある脂と、濃厚な旨味がジュワッと溢れ出します。
ホロホロとほどける柔らかさです。

鶏肉の優しさと燻製のワイルドな香りのマリアージュ。 ヘルシーな水炊きなのに、ガツンとくる満足感がすごいです。
プライベート感たっぷりの個室で大切な人と
〆は「揖保乃糸」。
極細のそうめんに、鶏と燻製の旨味が凝縮されたスープがよく絡みます。

食事中、スタッフさんが料理を運んでくることも、ドリンクのラストオーダーを聞きに来ることもありません。
日常の喧騒を忘れて、神楽坂の隠れ家でしっぽりと。 デートや記念日はもちろん、「最近ちょっと疲れたな、ゆっくり話したいな」という時にぜひ訪れてみてください。
店舗情報
燻製いづみや
■住所 東京都新宿区若宮町14-2
■営業時間 17:00 – 23:00
■ 定休日 不定休
■店舗URL https://span-co.jp/shop/izumiya/
(不定期連載)
【プロフィル】Hatsumi Itou(ハツ)年間600軒飲み歩くグルメハンター/東京グルメサロン主宰
年間600軒飲み歩くグルメハンター、SNS総フォロワー23万人超。グルメコミュニティ「東京グルメサロン」主宰。〝本当に美味しい店〟だけを厳選紹介。人生のテーマ:「グルメは最高のコミュニケーション」
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