【東京・半蔵門】「おでん割烹 稲垣」
こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。
街を歩く人々の装いもすっかり厚手になり、いよいよ冬本番。
こう寒くなってくると、無性に恋しくなるのが「おでん」ですよね。

半蔵門にある知る人ぞ知る名店「おでん割烹 稲垣」。
こちらのお店、ただのおでん屋さんではないんです。なんと、関東風・関西風・名古屋風の3種類のおでんが一堂に会するという、おでん好きにとっては夢のような場所なんです!
おでん鍋を望む特等席と、壁一面のメニュー
店内に入ると、ふわりと漂う出汁のいい香り。
おでん鍋の目の前という特等席のカウンターに加え、テーブル席が20席ほどのアットホームな空間が広がっています。ふと壁を見上げると、おいしそうなメニューがずらり!

まずは季節の逸品と冷酒で乾杯
おでんへの逸る気持ちを少し抑えて、まずはお酒のアテをいくつか注文。
温かいおでんを迎え入れる準備として、キリッと冷えた冷酒をお願いしました。

この季節ならではの贅沢といえば、白子。熱々の天ぷらをひと口かじると、サクッとした衣の中から、クリーミーな白子がぷちっと弾けます。濃厚なミルクのようなコクが口いっぱいに広がります。

「名古屋風」から始まるおでんの旅
さて、いよいよメインのおでんです。こちらでは「関東風(醤油)」「関西風(塩)」「名古屋風(味噌)」という3つの味を、具材との相性に合わせて使い分けているとのこと。
普通ならあっさりとしたお出汁からスタートしたくなるところですが、味噌味の名古屋風からスタートするのがツウの食べ方。しかも運ばれてきたお皿を見てびっくり。この濃い色といったら!

八丁味噌ベースでしょうか、黒々とした出汁が具材にしっかりと染み込んでいます。見た目のインパクトはすごいのですが、食べてみると塩辛さはなく、味噌のコクと甘みが深い。
特に感動したのが牛筋。 時間をかけて煮込まれているのが分かるほど、口の中でホロホロと崩れていきます。
味覚のジェットコースター!「関西風」へ
ガツンとした味噌味を堪能した後は「関西風」へ。お皿が運ばれてきた瞬間、その色のギャップに驚きます。透き通るような美しい黄金色の出汁。 先ほどの濃厚な世界から一転、優しく上品なお出汁の香りに包まれます。

ここでは、お豆腐をマストでオーダー。 さらに、じゃがいも、ロールキャベツ、はんぺん、たまご、がんもどきをいただきました。
関西風の塩味ベースのお出汁は、素材そのものの味を引き立ててくれます。
お出汁をたっぷり吸ったがんもどきを噛むと、じゅわ〜っと広がる優しい旨み。ロールキャベツのキャベツの甘みも際立ちます。
最後は慣れ親しんだ「関東風」で〆る
名古屋、関西と旅をして、最後に戻ってくるのはやっぱりここ「関東風」の醤油味です。

関東風おでんといえば、やっぱり「ちくわぶ」。もっちりとした食感、小麦の粉っぽさが醤油ベースの出汁と最高に合うんですよね。
さらに、味がしみしみの大根、食感が楽しいつぶ貝、こんにゃくなどをオーダー。
醤油の香ばしい風味が具材を包み込み、どこかホッとする、懐かしい美味しさがそこにありました。
最後の一口まで飽きることなく、それぞれの出汁の個性を楽しみ尽くしました。
おでんのフルコースを楽しむならここ!
味噌、塩、醤油。 どのおでんもそれぞれの良さがあり、甲乙つけがたい美味しさでした。
通常、おでん屋さんに行くとお出汁は一種類であることがほとんどですが、こちらのように、それぞれの味に合った最適な具材の組み合わせを提案してくれるお店は珍しいですよね。
まるでコース料理のように、味の濃淡や出汁の個性を順番に味わう体験は、ここならではのエンターテインメント。
ぜひ、この冬訪れてみてください!
店舗情報
おでん割烹 稲垣
■住所:東京都千代田区平河町1-8-8 桔梗ライオンズマンション平河町 1F
■営業時間:
月・火・水・木・金
17:00 – 23:00
L.O. 22:00
■定休日:
土・日・祝日
店舗URL:https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13023706/
(不定期連載)
【プロフィル】Hatsumi Itou(ハツ)年間600軒飲み歩くグルメハンター/東京グルメサロン主宰
年間600軒飲み歩くグルメハンター、SNS総フォロワー23万人超。グルメコミュニティ「東京グルメサロン」主宰。〝本当に美味しい店〟だけを厳選紹介。人生のテーマ:「グルメは最高のコミュニケーション」
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