女優の高石あかりさん（22）がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」（月～土曜前8・0）の第47話が2日放送され、トキが女中を務めるレフカダ・ヘブン（トミー・バストウさん）が体調を崩して寝込む姿のほか、トキがヘブンに好意を抱き始めるシーンが描かれ、SNSがざわつきました。
三味線稽古に励むトキ
トキは、日本文化が好きなヘブンを喜ばせようと、三味線の稽古に励んでいました。
教えるのは、トキの実母である雨清水タエ（北川景子さん）です。
上達を褒めるタエ
タエは厳しいまなざしでトキの演奏を聞いていましたが、弾き終わると柔らかく頰笑み、かなり上達していると褒めました。
トキは、ひとえにタエの指導のおかげと感謝しましたが、タエは「それだけでは上達はいたしません。お聞かせするお相手、ご披露するお相手がいてこそ、さらに自然と上達するもの。おトキは、どんなお相手にお聴かせしているんでしょうね？」と尋ね、トキは「いえ私は…」と困惑の表情を浮かべました。
境内で石を積み続ける三之丞
その後、トキは雨清水三之丞（板垣李光人さん）と会い、女中として得ている給金から抜いた額を渡しました。中身も確認せずお金をもらってすぐにどこかへ行ってしまった三之丞。
気になるトキはあとをつけると、三之丞は境内で石を積んでいました。僧侶によると、ここ最近、朝から晩までずっと石を積んでいるということです。やはりまだ三之丞に仕事は見つかっておらず、雨清水家の2人は、トキのお金で生活していました。
「距離が縮まっちょる感じがして」
その後、トキは遊郭で遊女のなみ（さとうほなみさん）に声をかけられました。
かつてヘブンの女中に志願しましたが、武士の娘を望むヘブンの意向でその願いが叶わなかったなみは、「自分がやるはずだった」と思っていた女中という仕事の感想をトキに尋ねました。
トキは、英語がわからないため、大変なこともあるとしながらも「楽しいとは違うかもしれませんが…面白いです。言葉もわからんけど、少しずつですが、距離が縮まっちょる感じがして」と答えました。なみは「やっぱし。ええ顔しちょるもん」といい、その答えにトキは「ええ顔？」と驚きました。
その後、松江の寒さにダウンしたヘブンが気管支炎で寝込む姿が描かれました。
SNS上の感情
ばけばけ第47話の放送に対して、SNS上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部では、第47話に対して寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。
主な「共感・心配」の声（35%）
「ヘブン先生、慣れない土地での寒さにかなり弱気になっちゃっていますね」
「体の弱っている時は何かと弱気になるもの」
「早いご回復を」
主な「ストーリー展開への期待」の声（25%）
「看病でまたまた距離も縮まりそうな予感」
「おトキのお琴を聞かせたいお相手にヘブンさん浮上!?」
主な「セリフや演出への好感」の声（20%）
「『寒がりやめたいサムライなりたい』ヘブンさんかわいい」
「寒がりをサムライと聞こえた錦織さん」
主な「キャラクター関係への関心」の声（15%）
「錦織さんの優しい声とおトキさんの献身…」
「異国での病は心細く、錦織さんの声掛けが優しくて心に染みますね」
主な「時代考証への疑問」の声（5%）
「当時、どうやって肺炎じゃないと診断できたのだろう？」
まとめ
今回の分析では、ばけばけ第47話の放送に対し、ヘブン先生が寒さで体調を崩すエピソードについてのコメントが多く見られ、多くの視聴者はヘブンの発した「サムガリ（寒がり）ヤメタイ、サムライ ナリタイ」という言葉に好感を持ち、錦織やトキの看病に温かさを感じていました。
ライターコメント
ばけばけ第47話の放送では、トキのヘブンに対する気持ちの変化が描かれました。この演出にSNS上では「おトキちゃん、ヘブン先生に惚れ始めてるやないか」「トキちゃんがお花や三味線を頑張れるのはヘブンさんが喜んでほめてくれるからだものね」「おトキちゃん何とも言えない表情の意味な」などのコメントが相次いで寄せられています。ここにきてトキとヘブンの恋の急展開が描かれるのでしょうか。筆者も楽しみにしています！
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