トミー・バストウさん

【第34話】NHK朝ドラ「ばけばけ」ヘブン先生「ダキタクナイ」にトキ「それはそれで失礼」のやり取りに視聴者爆笑「思わず吹き出した」

By - emogram編集部
エンタメ

女優の高石あかりさん(22)がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0)の第34話が13日放送され、松野家の面々とレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)が繰り広げた「ダキタクナイ」「抱きたいでしょ?」の押し問答に視聴者が大爆笑。「ヘブン先生」「おトキちゃん」「ダキタクナイ」「ダキタイデショ」などのワードがXでトレンド入りしました。

口止め料を払う三之丞

この日の放送では、物乞いとなった雨清水タエ(北川景子さん)の前に記者の梶谷吾郎(岩崎う大さん)が取材をしたいと現れます。

タエの息子の三之丞(板垣李光人さん)は、タエを守るための口止め料として、トキから渡された生活費を渡してしまいます。

トキの仕事を疑う家族

一方、松江中学で英語を教えるヘブン先生の女中になったトキですが、家族には花田旅館で働いていると説明しており、本当に花田旅館で働いているのかという疑念を抱く松野家の面々が、仕事に出かけた娘を尾行。花田旅館に入っていったトキが裏口から出て行き、近くの一軒家に駆け込むのを目撃しました。

元気にあいさつして中に入っていったトキは台所で洗い物をしていました。

そこに母のフミ(池脇千鶴さん)たちが踏み込み、鬼の形相で、ラシャメン(異人の妾)になったのかと問い詰めます。

観念したトキ

観念したトキは、涙をこらえながら生活していくために、来日したヘブンのラシャメンになったと告白。父の司之介(岡部たかしさん)や祖父の勘右衛門(小日向文世さん)はその高額な給金(一カ月20円)から仕事内容を悪い方に考え怒りを爆発させます。

訳がわからないヘブンに対し、通訳の錦織友一(吉沢亮さん)が状況を説明。

「オトキサン、ラシャメン、チガイマス!」

娘が妾になって喜ぶ家族はいないと教えると、ヘブンは、「冗談じゃない! ふざけるな! この野郎!」と英語で怒り、日本語で「オトキサン、ラシャメン、チガイマス!」と言い、妾など求めておらず、トキを普通の女中として雇っていると説明しました。

仕事内容を知り、安堵でひざから崩れ落ちるトキ。ヘブンは辞書を引き、トキについて「ダキ…タクナイ。ダキタクナイ」と言いました。

これに対し、トキが「えっ、いや…それはそれで失礼だけん!」と反論すると、フミが「抱きたいでしょ!」と続け、司之介も「そげじゃろが!」と声を上げました。この失礼な発言に「ペリー! 覚悟ぉ!」と叫び、目を見開いて斬りかかろうとする勘右衛門を、錦織が必死に止め、トキは、想像と違った仕事内容だったことに安堵して、へたり込んだまま大きく息を吐きました。

朝ドラ「ばけばけ」

松江の没落士族の娘、小泉セツと、その夫で作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした物語。島根や熊本などを舞台に、怪談を愛し、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の姿をフィクションとして描く。脚本は「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)や「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(総合)などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌「笑ったり転んだり」をハンバート ハンバートが歌う。

SNS上の感情

松野家とヘブン、錦織の間でドタバタ劇が繰り広げられた「ばけばけ」第34話の放送に対し、SNS上では多くのコメントが寄せられています。

emogram編集部では、第34話の放送に対し寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「共感・感動」の声(39%)

「お母さんの『怖かっただろう』と娘をおもんばかる言葉、良かったです」

「母の『親が頼りないばっかりに』の言葉に代弁してくれた!ほんまやで!と思わず思ってしまいました」

「今日も今日とて松野家の三人衆がおトキちゃんの事を大切にして来た事が伝わってきますね」

「母親らしいと感じたところで、血がつながっていないことを思い出した。ああ、母親なんだな」

「おフミさんは娘が家のために妾と思いながらも決死の覚悟でヘブンさんの所に行った辛い思いに胸を傷めていましたね」

主な「面白い・楽しい」の声(37%)

 「昨日までの張りつめた空気が一気に弾けて、『ダキタクナイ』で爆笑してしまいました」

「ラシャメンなんて許さない!と怒鳴りこんできたのに、ヘブン先生の『抱きたくない』に、『それはそれで失礼』というトキと『抱きたいでしょ!』という家族に思わず吹き出してしまった」

「ヘブン先生 『ダキタクナイ』 せめて〝ダクノシナイ〟 〝ダキマセン〟…ニホンゴ ムツカシー…」

主な「期待・興味」の声(14%)

「今週は隠し事がバレる、誤解が解ける週ですね」

「ヘブン先生とおトキさんのストーリーが動き出しましたね✨」

「娘の覚悟を目のあたりにして、さらにおタエ様の惨状を目にした松野家がこれからどう変わるのか?変わらないのか注目したいと思います」

「ヘブン先生とおトキちゃんが、最終的にどうやって仲良くなるのか…気になりすぎて来週まで待てない!」

主な「不満・批判」の声(10%)

「相変わらずの松野家にイライラ。そんなに娘が大事なら自分たちが死ぬ気で働けよと思う。金も返さず、文句言う資格あるのか」

「ドタバタ演出が多すぎるなあ、、、脚本家は自分に脚本を依頼するってこういう事だからねって思ってるだろうから最後までこのままだろうな」

「本当に暇な両親、祖父 最後に母親が 自分達が頼りないから、と言ったが 今やっと気づいたか」

「三之丞ダメすぎる……大事なお金を記者への口止めにポンと使うなんて……お金の使い方も知らんのか……ボンボン育ちつら……」

まとめ

今回の分析では、ばけばけ第34話の放送に対し、多くの視聴者が「ダキタクナイ」というヘブン先生のセリフとそれに対するトキとその家族の反応に笑ったと述べています。シリアスな場面からコメディへの転換が鮮やかで、ヘブンとトキの間の誤解が解けて良かったという安堵の声も多く見られました。母親であるフミの娘を心配する姿や「怖かっただろう」という台詞に感動した視聴者が多く、血のつながりがなくても本当の親子のように思いやっている様子に心を打たれていました。

ライターコメント

第33話までのシリアスな内容から「爆笑劇」に転じた展開にSNSでは「ダキタクナイw わろた」「朝から『ダキタクナイ』だの『抱きたいでしょ!』だのなんの喧嘩だったんだw」「なんなんこのやり取りw 焦点がまったくいやらしくないのが『ばけばけ』なんだわ」「それはそれで怒るおトキちゃんw」などと大笑いしたという声に溢れていました。ちなみに、筆者も思わず噴き出してしまいました(笑)。

>【第33話】NHK朝ドラ「ばけばけ」タエ様まだ物乞いの展開に三之丞への批判集中「どんなに顔がかわいくても許されないよ…」

>【第32話】NHK朝ドラ「ばけばけ」おトキ(高石あかり)女中生活初日の緊張感漂う展開に「めっちゃ心臓に悪い…」

>【第31話】NHK朝ドラ「ばけばけ」おトキ(高石あかり)が付いた優しいウソに「胸が締め付けられました」

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