女優の高石あかりさん(22)がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0)の第41話が24日放送され、島根県知事、江藤安宗(佐野史郎さん)の娘、リヨ(北香那さん)が初登場。松江中学で英語を教えるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)に好意を抱く展開とともに、その癖の強いキャラクターがSNSで話題となり、「リヨさん」「知事の娘」がXでトレンド入りしました。

月照寺を訪問するヘブン
ドラマはこの日から第9週「スキップ、ト、ウグイス。」(第41~45回)に入りました。
第41話では、ヘブンが通訳の錦織友一(吉沢亮さん)とともに江藤の案内で、旧松江藩主、松平家の菩提寺である月照寺を訪問。そこにリヨが遅れて駆けつけました。
東京の女学校で英語を学び、流暢な英語で積極的に話しかけてくるリヨにヘブンは興味を示しますが、ヘブンが寺にある大亀の石像の伝説を聞くと、リヨそっちのけで石像に夢中になってしまいました。
ヘブン宅を訪れるリヨ
後日、トキが女中の仕事をしていたところにリヨが訪ねてきました。
リヨは、日本が好きだというヘブンのために日本らしい贈り物をしようと「ウグイス」を持参。ヘブンが不在だと知ったリヨはトキに、「あなたって私のライバルなのかしら?」と尋ねました。
自分はライバルではないと答えるトキ
英語ができないトキは「ライバル」の意味が分からないものの、その響きからして「自分はライバルではないと思う」と返答。するとリヨは、それならば自分に協力してほしいと切り出し、初めて会った日からヘブンのことが頭から離れないと打ち明け、「つまり私、ヘブン先生のことをお慕い申しております」と告白しました。
そして「だから協力してほしいの。あ、だからって、先生には言っちゃだめよ。内緒でね」と念押し。トキは驚きながらも「ええですけど…」とその頼みを引き受けました。
■北 香那(きた・かな)
1997年8月23日生まれ、東京都出身。女優に憧れて小学6年から芸能活動を始め、2010年にはミュージカル「赤毛のアン~アンからの手紙~」に主演。17年のテレビ大阪系「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」の中国人ジャスミン役で注目された。NHKでは大河ドラマ「いだてん」(2019年、梶原役)、「鎌倉殿の13人」(2022年、つつじ役)、「どうする家康」(2023年、お葉役)の3作品などに出演している。「ばけばけ」で朝ドラ初出演を果たす。
SNS上の感情
リヨが初登場した「ばけばけ」第41話の放送に対し、SNS上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部では、第41話に対して寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「興味・期待」の声(42%)
「リヨがヘブン先生に夢中。鶯を持参して、トキさんの様子を見に来る。でもトキさんの自然な様子が、とてもよかった」
「トキちゃん、知らないうちにライバルになっているのかもしれませんよ」
「ちょっとクセがありそうですが、今後の展開に期待してます」
「でも、このリヨさんの登場でおトキちゃんの感情が変わって行きそうですね」
「リヨ様、癖強い!笑 今までふわふわな喋り方の役しか知らなかったけど、気の強そうな曲者感ある役良い」
主な「指摘」の声(30%)
「リヨがヘブン先生に持ってきた『ウグイス』、鳥籠に映された鳥はウグイスではなくてメジロじゃないですか?」
「あの鳥はウグイスではなく、やはりメジロですよね ホーホケキョと言われてもなぁ(笑)」
「目の周りに白いリングがあるのでウグイスではなくメジロですね」
「あれがメジロなのは伏線のような気がします」
主な「面白さ・楽しみ」の声(15%)
「『ウグイスです』に、朝から爆笑」
「リヨさんから放たれる、生まれた時から恵まれた家庭環境で育ち、何の苦労も知らずに蝶よ花よと大切に育てられてきた人特有の、悪意なきマウントの嵐に困惑するトキちゃん(苦笑)」
「リヨさん お父様の前では おしとやか 裏では… こういうお方ほど恐ろしいものはない😅」
主な「疑問・不満」の声(13%)
「当時の知事が、あんなに多く、雇われ外国人教師と会ったり、側近たちと話題にするかな?」
「知り合ったばかりの人に生き物をプレゼントするってヤバいよヤバいよ。現代なら絶対ストーカーになる案件」
まとめ
今回の分析では、ばけばけ第41話の放送に対し、北さん演じるリヨに関する言及が数多く見られました。西洋に憧れ、英語が堪能な点を評価する声がある一方、父親に対して「シャラップ」と小声で言うなど、表と裏で態度が異なる点が指摘されていました。トキはリヨをライバルとして認識していないようですが、リヨの登場で状況が変わる可能性も示唆されています。このほか、リヨが持参した「ウグイス」の贈り物についてのコメントも多く、贈った鳥がウグイスではなく、実際はメジロではないかという指摘が多数ありました。
ライターコメント
第41話で初登場したリヨの癖の強いキャラクターが視聴者にもインパクト大だったようで、Xでは「リヨさん」がトレンド入り。「リヨさん強烈w 強烈だけど憎めない」「こういうちょっとイヤな役ぴったり。そしてうまい」「北香那=普通のお嬢様なわけないw」「さすが北香那、負けヒロイン具合がグイグイ出てる」「存在感抜群だな」「こういうの上手いよね」などのコメントが殺到していました。
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