女優の高石あかりさん(22)がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0)の第7週が10日から放送されます。第6週の第30話(7日放送)で、レフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)の女中になることを苦渋の想いで決断したトキ。当時、異人の女中はラシャメン(異人の妾)と呼ばれ蔑まれており、それを踏まえた展開となるだけに、SNSではトキの行く末を心配する声が相次いで寄せられています。
第7週「オトキサン、ジョチュウ、OK?」あらすじ
第7週のタイトルは「オトキサン、ジョチュウ、OK?」。
トキは、ヘブンの通訳を務める錦織友一(吉沢亮さん)の立ち会いのもと、ヘブンの女中となるべく面談を受けます。
「ブシムスメ、チガウ! ダマス、ナイ!」
しかし、ヘブンに「ブシムスメ、チガウ! ダマス、ナイ!」と女中を断られてしまいます。
その後、なんとかヘブンの女中として雇ってもらうことになったトキでしたが、外国人の女中になったとは家族にも言えず葛藤の日々が始まります。
トキの様子を見て、家族は仕事内容を疑い始め、次第に、トキの隠し事が明るみになっていき…。
朝ドラ「ばけばけ」
松江の没落士族の娘、小泉セツと、その夫で作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした物語。島根や熊本などを舞台に、怪談を愛し、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の姿をフィクションとして描く。脚本は「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)や「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(総合)などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌「笑ったり転んだり」をハンバート ハンバートが歌う。
SNS上の感情
ばけばけ第7週の放送に向けて、SNS上では期待と心配が入り混じるコメントが相次いで寄せられています。
emogram編集部では、第7週の放送に向け寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「共感・期待」の声(55%)
「勘右衛門(※小日向文世さん)がどう出るか?」
「ヘブンさんと結婚することは、当時としてはリスクがありますが、トキさんも家族も救われるというこれからのストーリー展開を楽しみにしています」
「やっとヘブンさんと怪談で結び付く事にになるんですね」
主な「興味・関心」の声(30%)
「ヘブン先生が思う『ブシ ムスメ』ってどんなイメージなんだろう」
「『アナタ、ブシムスメ、チガウ!』ってヘブン先生は武士=お侍さんってイメージで、刀を持たないトキの父親は武士だと思わなかったのかな?」
「ラストサムライの孫だって知らないのかな…」
「正真正銘のブシ、ムスメだよwあんたのこと切ろうとしたラストサムライの孫だよw」
主な「懸念・批判」の声(10%)
「ヘブン先生いろいろ残念」
「おサワちゃんには軽蔑され、なみさんには恨まれるの目に見えてるじゃん。そんなの想像するだけで、辛すぎる」
「家族の中で、1番真面目で、優しく、働き者のトキさんが、家族の犠牲になるのは、納得出来ない話」
主な「疑問・混乱」の声(5%)
「7週目予告でトキが『寝室に入る』場面あったけど ヘブン先生は本当に『ラシャメン』を求めてるのか?」
「女中となり、ヘブンと仲良くなって行くのかな?」
まとめ
今回の分析では、ばけばけ第7週の放送に向け、ヘブンの女中になることを決意したトキが、「ラシャメン」になるのかを心配する声やそれに関する考察が多く見られました。史実における小泉八雲の話や当時の社会的背景、ヘブンの意図についての様々な推測が述べられています。また、「武士の娘」という誤解や身分の違いについての言及もありました。
ライターコメント
女中になることを決意したトキ。果たして第7週では後に夫となるヘブンとどういう展開になるのでしょうか。SNSでは「(ヘブンが)寝る時に、怪談話とかしてくれとか言いそう」「やっとヘブンさんと怪談で結び付く事になるんですね」と、後の小泉八雲の誕生につながる展開を期待する声も多く寄せられていました。
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