こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。
東京駅。旅の始まりや出張の通過点、あるいは美味しいものを求めて彷徨う迷宮のようなこの場所で、とんでもない朝食に出会ってしまいました。
JR東京駅改札内「グランスタ東京」にお店を構える「はせがわ酒店 GranSta店」です。

日本酒好きならその名を知らない人はいない名店ですが、こちら、ただの酒販店ではありません。実は店内に醸造所を併設していて、東京駅のど真ん中で日本酒やどぶろくを作っているという、まさに「駅ナカの酒蔵」なんです。

まさかの「朝7時」オープン
朝7時から11時までの4時間限定で、「酒米(さかまい)を使ったたまごかけごはん」の朝定食を提供されているんです。

店内はスタンディングスタイルが中心ですが、椅子も数席用意されています。駅ナカという場所柄、忙しく行き交う人々を横目に、凛とした空気の中で朝食を待つ時間はどこか特別です。
日替わりの酒米を贅沢に楽しむ
運ばれてきたのは、ツヤツヤと輝くご飯、こだわりを感じる生卵、お漬物、そしてお味噌汁。

お米は約7種類の酒米の中から日替わりで提供されるとのこと。訪れるたびに「今日はどのお米かな?」という楽しみがあるのも、嬉しいポイントです。
実際に一口いただいてみると、まず驚くのがその「粒立ち」です。食用米に比べて粘り気は控えめながら、一粒一粒がしっかりと独立していて、噛むほどに優しい甘みが広がります。絶妙の炊き加減によって、酒米特有のモッチリ感が見事に引き出されていました。

脇役も主役級
このTKGを完成させるのが、卓上に用意されたお醤油です。 使用されているのは、日光醤油のブランド『日光東照宮献上醤油 譜代相伝』。

卵の黄身に少し垂らすだけで、濃厚で深みのある味わいが一気に加速します。

醤油の穏やかな塩味と旨みが、雑味のない「蔵の華」の味わいと卵のまろやかさを結びつけ、箸を動かす手が止まりません。

さらに、丁寧に出汁をとったお味噌汁がまた絶品。優しいお出汁の奥に、どこか甲殻類を思わせるような芳醇な風味を感じ、冷えた体にじんわりと染み渡ります。
日本文化の象徴である日本酒。その原料である「お米」そのもののポテンシャルを、こうして朝食として提案するはせがわ酒店さんのスタイルには、お酒への深い愛情と敬意を感じます。
これから新幹線に乗る方も、東京駅を日常的に利用する方も。慌ただしい朝に、あえて「お酒になる前のお米」をじっくり味わう贅沢。日本人らしい素朴ながらも究極に贅沢な朝食で、一日を始めてみてはいかがでしょうか。

年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(49)店舗情報
■店舗名:はせがわ酒店 GranSta店
■住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅 B1F
■営業時間:月・火・水・木・金・土 07:00 – 22:00、日 07:00 – 21:00、連休最終日の祝日は7:00-21:00
■URL:https://www.hasegawasaketen.com/shop.html#gransta
(不定期連載)
【プロフィル】Hatsumi Itou(ハツ)年間600軒飲み歩くグルメハンター/東京グルメサロン主宰
年間600軒飲み歩くグルメハンター、SNS総フォロワー23万人超。グルメコミュニティ「東京グルメサロン」主宰。〝本当に美味しい店〟だけを厳選紹介。人生のテーマ:「グルメは最高のコミュニケーション」
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