高石あかりさん

【第39話】NHK朝ドラ「ばけばけ」タエとトキの再会シーンに視聴者感動「三之丞が真っ当にお金を使ってくれてよかった」

By - emogram編集部
エンタメ

女優の高石あかりさん(22)がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0)の第39話が20日放送され、トキの生母である雨清水タエ(北川景子さん)が物乞い生活から抜け出した展開に、Xでは「タエさま」がトレンド入りしました。また、この日の放送では、トキとタエ、トキと松野家が初めて見るパイナポー(パイナップル)をどうカットするかのシーンが描かれ、Xでは「パイナポー」「パイナップル」がトレンド入りしました。

ヘブンの評価をつかみ始めたトキ

女中としてはまだまだ未熟なトキですが、気遣いや武家の娘のたしなみで覚えた生け花などで、徐々にレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)の評価をつかみ始めていました。

トキにそうした作法を教えたのはタエで、トキはヘブンを喜ばせるため、再び生け花や茶道を習い直そうとタエの家を訪ね、稽古の再開を頼みました。

物乞いをやめていたタエ

タエは物乞いをやめ、町はずれの長屋で暮らしていました。トキの給金で生活はできているのですが、タエは雨清水家の三男、三之丞(板垣李光人さん)が付いた「社長になった」というウソを信じ切っていました。

お姫さま育ちのタエは家事が一切できませんでしたが、この日は白湯を入れられるようになっており、トキはその姿にビックリします。

タエはその様子に気づき「これぐらいは。女中はいないのです」と穏やかに笑いました。

「あなたも大人になりましたね」

トキが稽古を頼むと、タエは理由を聞きました。「松江の女として、士族の娘として、それに恥じぬ嗜みを、改めてキチンと身につけていかなくてはと」と説明するトキ。タエは「あなたも大人になりましたね」と喜びました。

2人はヘブンからもらったパイナップルを初めて味わおうとしますが、初めて見る果物に切り方が分かりません。するとタエは「三枚おろしは?」と珍発言。トキが優しく「三枚おろしは…魚ですね」とツッコむと、タエは「魚ね…」とつぶやきました。久しぶりに楽しい時間を過ごしたトキは、上機嫌になり、できないスキップをしながら帰っていきました。

「ハジメテ、オモシロイ!」

トキが帰宅すると、相撲を初めて観戦したヘブンはその余韻に浸っており、四股を踏むなど上機嫌でした。

そしてヘブンは「ハジメテ、オモシロイ!」という日本語を口にし、松江の街へ行ってトキと人力車に乗りました。

銀二郎を思い出すトキ

かしトキにとって人力車の思い出は、元夫である銀二郎(寛一郎さん)との思い出です。

トキと結婚し、松野家の借金を返そうと昼夜を問わず働いた銀二郎ですが、のんきな松野家の空気に耐えられず、ある日、出奔。東京で人力車の車夫をしていました。

を呼び戻そうと上京したトキは、そこで彼が引く人力車に乗りました。トキは一瞬、銀二郎と2人で東京で暮らすことを考えましたが、家族を見離せず、銀二郎と別れて松江に戻りました。

アイロンがけ中に急な来客

一方、ある日、ヘブンのシャツをアイロンがけしていたトキでしたが、そこに急な来客が訪れます。ヘブンの仕事の邪魔にならないよう、トキは慌てて来客を迎えることになります。来客は花田旅館で働き、トキの女中を手助けしてくれているウメ(野内まるさん)でした。ヘブンの食事を持ってきたのでした。

アイロンがけのことを忘れて話し込むトキとウメ。すると、焦げ臭いにおいを感じたウメが、トキに合図を送ると、それに気付いたトキは慌ててアイロン台に向かいますが、既に焦げ目がついていました。

その騒動に気付いたヘブンですが、焦げ目がついたことを怒るよりも、トキにケガがないかを心配し、トキを気遣いました。

松野家とパイナップル

この日の放送では、終盤、松野家が果物のパイナップルを切って食べようとするシーンも描かれました。

勘右衛門(小日向文世さん)と司之介(岡部たかしさん)がパイナップルの「ヘタ」を見て、武士のまげのようだと話します。勘右衛門は「パイナップルはわしじゃ、食べとうない」と言いますが、フミ(池脇千鶴さん)は何の躊躇もなく、ヘタをバッサリ切り落としました。その切り落としたヘタを司之介がちょんまげ代わりに頭に乗せるというシーンでこの日の放送は終了しました。

SNS上の感情

トキが生母のタエと久しぶりに再会したシーンなどが描かれた「ばけばけ」第39話の放送に対し、SNS上ではコメントが相次いでいます。

emogram編集部では、今回の放送に対して寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「喜び・笑い」の声(38%)

「パイナポーを3枚おろし、髷を切るようには笑いました😀🍍」

「おじじ様が『パイナップルはワシじゃ⋯何としても食べとうない⋯』って言い終わるまでにスパぁーん!!🔪🍍と緑の髷を切り落としたおフミさんwwwww」

「躊躇なく髷まがいの葉を切り落とし、勘右衛門討ち取ったりー!と言ったおフミさんに狂気を感じつつ🤣」

「朝からお腹痛いですw パイナポーダを切るだけでここまで面白いとはww」

「パイナポーの切り方1つで、『三枚おろし』『髷のよう』と2回も笑いを取りに来るとは!」

主な「温かさ・愛情」の声(30%)

「タエ様やっと引っ越せた…良かった☺️」

「タエさん、現状にお気付きではなさそうですが2人の時間楽しそうでしたね!」

「なんだかんだ、今日も笑顔がいっぱいの松野家です」

「どんな時も通常運転の松野家が愛おしすぎました(笑)」

主な「安堵・期待」の声(15%)

「おタエさん、御櫛とお着物が綺麗になってる🥹三之丞が真っ当にお金を使ってくれてよかった」

「家に住むことができお茶まで出してくれたタエさん。すっかり顔色も良くなって一安心!」

「おトキさんと生みの親のタエさんが、台所に立ってパイナップルをどう切ろうかと相談しながら切る2人が可笑しくて、幸せそうで、とても泣けて、こんな時間があってもいいと思えた✨ その後のおトキのスキップしながら帰る顔の幸せそうな事よ🥹」

「束の間の母娘の時間に心が温かくなります」

主な「心配・懸念」の声(10%)

「え?ちょっと待って?おタエ様 三之丞社長説信じてるのー?😦」

「が、三之丞、社長やってるわけないし、今何やってるのか?毎日、仕事に行ったフリしていなければいいけど…」

「タエさん、やはりトキちゃんの決死の思いをご存知無かったのですね😥」

「言っちゃうと、タエ様の心がおトキちゃんに行っちゃうとでも思ってるのかな?、三之丞坊ちゃまは。。。」

主な「文化的考察」の声(7%)

「ヘブンさんが魅了された日本は、当時の日本人が捨てようとしていたものの中にあるのかもしれません」

「明治時代の松江市にパイナップルが入って来たなんて感激だなぁ🍍」

まとめ

今回の分析では、ばけばけ第39話の放送に対し、トキとタエの親子関係の再構築を喜ぶ声が多く、タエが良い環境で暮らせるようになったことへの安堵感が多く表現されています。また、 三之丞が「社長になった」という嘘を信じているタエに関する言及、その嘘がいずれバレたときの影響を懸念する声があります。パイナップル(パイナポー)をめぐる松野家の楽しいやりとり、とりわけ「三枚おろし」や「髷」になぞらえたコミカルなシーンを楽しんだという声も多数寄せられていました。

ライターコメント

タエが物乞いから脱却したことが描かれた第39話の放送に対し、SNSでは「タエさまに笑顔が戻ってよかった」「おタエさまとの台所シーンのがうれしい」「おタエさまの笑顔が見られただけで私は幸せです」などのコメントが相次いで寄せられてました。

一方、物語の序盤を盛り上げた人気キャラクターの1人、銀二郎の名前が久しぶりに登場したことに対するコメントも多く、「私も銀二郎さんを思い出した」「銀二郎さんの名前を久しぶりに聞く」「銀二郎さんの名前が出て来てちょっとキュン…」などのコメントが相次いでいました。

1話)(2話)(3話)(4話)(5話)(6話)(7話)(8話)(9話)(10話)(11話)(12話)(13話)(14話)(15話)(16話)(17話)(18話)(19話)(20話)(21話)(22話)(23話)(24話)(25話)(26話)(27話)(28話)(29話)(30話)(31話)(32話)(33話)(34話)(35話

>【第36話】NHK朝ドラ「ばけばけ」ビア巡るコント劇にSNS大爆笑「鎌がどうしてビアにw」

>【第37話】NHK朝ドラ「ばけばけ」トキのぎこちない動きに「勧進帳の弁慶の飛び六方みたいで爆笑」

>【第38話】NHK朝ドラ「ばけばけ」勘右衛門、まさかのスキップ巧者でXトレンド首位 SNS「おじじ様のリズム感覚、すごい」

 

Related Article