女優の高石あかりさん（22）がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」（月～土曜前8・0）の第43話が26日放送されます。松江中学で英語を教えるレフカダ・ヘブン（トミー・バストウさん）の女中として働くトキのもとに、通訳を務める錦織友一（吉沢亮さん）が訪ねてきて、トキにある「お願い」をします。
第42話の放送では…
第42話（25日）の放送では、島根県知事の江藤安宗（佐野史郎さん）の娘で、ヘブンに思いを寄せる江藤リヨ（北香那さん）に招かれて、ヘブンが江藤知事の家でディナーをすることになりました。
ヘブンのために西洋料理を作り、積極的にコミュニケーションをとる娘の姿に、安宗と錦織はリヨの恋心に気づきました。
その晩、ヘブンが帰宅した後、安宗はリヨに、任期を終えればヘブンは自国に帰ること、また外国人と結婚することの難しさなどを説明。「悪いことは言わん。ヘブン先生のことは諦めなさい」と説得しますが、リヨは「私は本気です」と反論しました。
その後、安宗はすぐに錦織を呼び出し、ヘブンとリヨが恋仲にならないよう何とかしろと指示。ヘブンは1年契約で、更新しない限り1年後には松江はおろか日本にもいないなどと説明しました。
これに対し、錦織は少しさびしそうにしながら「かしこまりました」とだけ答え、その後、トキのもとを訪ねるという展開でした。
第43話では…
第43話では、江藤知事から、リヨがヘブンと恋仲とならないよう命じられた錦織が、そのサポートをトキに頼みにきました。
リヨにもヘブンとの恋の応援を頼まれていたトキはその板挟みにあい、錦織とリヨ、どちらを手助けすればいいのか迷ってしまいます。
そこにリヨがヘブンを訪ねてきます。
朝ドラ「ばけばけ」
松江の没落士族の娘、小泉セツと、その夫で作家のラフカディオ・ハーン（小泉八雲）をモデルとした物語。島根や熊本などを舞台に、怪談を愛し、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の姿をフィクションとして描く。脚本は「バイプレイヤーズ」（テレビ東京）や「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」（総合）などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌「笑ったり転んだり」をハンバート ハンバートが歌う。
SNS上の感情
江藤知事から、リヨがヘブンと恋仲とならないよう命じられた錦織が、そのサポートをトキに頼みにきて、リヨからヘブンとの恋の応援を頼まれていたトキがその板挟みにあうという「ばけばけ」第43話の展開に対し、SNS上ではコメントが相次いでいます。
emogram編集部では、第43話放送に向け寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。
主な「懐疑的」な声（35%）
「リヨにしたって『私、本気だから！』と言うほどヘブンさんのどこに引かれたのかよくわからない」
「一年たったら国に戻ってしまうかもしれない異国人に、女学校まで出した娘を嫁に出すなんて、そんな事あの時代に考えられなかった」
「外国人との結婚はけっこう特殊な出来事で、周りはかなり心配して不安一杯だった」
「もしそうなったらリヨさんはどうするのかなぁ」
主な「興味・期待」の声（30%）
「賢いトキさんならどうするのか、ちょっと興味ありますね」
「知事が錦織さんに何やら頼んだからこの先どうなることやら」
「リヨとヘブン先生との仲は、今後の錦織さんの動きにかかっているだけに、目が離せません」
「これから、
主な「同情・理解」の声（20%）
「トキさん、錦織さんとリヨさんの板挟みになってしまいましたね…」
「反対されれば反対されるほど思いは燃え上がるからね。なかなか難しい」
主な「助言・提案」の声（15%）
「個人的意見ですが、どちらも断るほうがいいと思います」
「リヨさんは、英語が堪能なので、自分の口で、出雲大社に誘うなりしてほしい」
「イライザの存在を知らせればいっぺんに解決では？」
まとめ
今回の分析では、「ばけばけ」第43話の放送で、トキが、錦織とリヨの間で板挟みになる展開が描かれることに対する反応が多く見られました。この時代の国際結婚の難しさを指摘する声のほか、年齢差の問題、リヨの真剣さへの疑問、錦織からの依頼の行方など、様々な視点から考察がなされています。トキに関して「介入しない方がいい」という意見がある一方、「錦織さんを手伝うべき」という意見も寄せられており、物語の今後の展開に強い興味・関心が示されています。
ライターコメント
トキが、錦織とリヨの間で板挟みになる展開、予想されていたとはいえ楽しみです。そして、トキとヘブンはどういう物語を経て結ばれていくのでしょうか。SNSではクセ強キャラ「リヨ」のその後に期待する声も多く「あれだけ英語が堪能だから、語学を活かした仕事がしたいバリキャリ志望なのかも」「お嬢様でもちゃんと家事できるし、自分の事は自分で決めるおリヨさんに幸せになって欲しい」などの声が多数寄せられていました。
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