こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。
神田駅から歩いてわずか3分。オフィス街の賑わいの中に、土佐料理の新しい息吹を感じる一軒があります。それが「土佐みょうじん」。

店内に入るとまず目を引くのが、21席もある広々としたオープンキッチンのカウンター。ここでは、ぜひ料理人の手さばきを間近に見られる席を選んでほしいと思います。

雪のように溶ける繊細な「削りたて鰹節」
席に座り、まずは土佐の地酒を注文。合わせるお料理は、どれも素材の良さがストレートに伝わってくるものばかりです。まずは「鰹漁師の突き出し」から。

その正体は「削りたて鰹節を堪能する鰹出汁しゃぶ」。店内で丁寧に削られる本枯節を惜しみなくたっぷりと出汁に投入します。口に含むと、まさに雪のように静かに溶け、上品で深みのある香りが喉の奥まで突き抜けていきます。

この出汁にくぐらせる季節の野菜たちは、素材本来の甘みが引き立ち、いくらでも食べられてしまうから不思議です。
土佐の豊かさを一口ずつ お酒が進む前菜たち
高知で親しまれている「チャンバラ貝旨煮」。貝の蓋を刀のように振るう姿からその名がついたそうですが、味はいたって上品。身には優しい甘みがあり、貝特有の雑味が少ないのが特徴です。くるりと身を取り出して口に運べば、地酒のキレの良さが一層引き立ちます。

四万十の恵みを感じる「四万十鰻ざく」。鰻の香ばしさと、キュウリの酢の物の清涼感が絶妙なコントラストを生んでいます。

高知県の伝統を受け継ぐ「高知軍鶏ごめんケンカシャモ〈藁燻仕上げ〉」。100%純血種の特別な軍鶏ならではの、しっかりとした歯ごたえがたまりません。噛むほどに濃厚な旨味が広がり、低脂肪でヘルシーなのに満足感は十分。藁の燻製香が、肉の旨味をさらに奥深くしています。

締めは「明神米」と「土佐ジロー」の黄金コンビ
締めくくりには、ぜひ土鍋で炊き上げるご飯を。使用されているのは、選りすぐりの「明神米」。精米したての米を、土佐備長炭でふっくらと炊き上げるこだわりようです。

ここに合わせるのは、濃厚なコクが特徴の「土佐ジロー生卵」。

そして、先ほどの削りたて鰹節をこれでもかと山盛りに。ツヤツヤのご飯に、ぷっくりと盛り上がった黄金色の卵黄、そして踊るような鰹節。

お腹がいっぱいのはずなのに、一口食べればその純粋な美味しさに、最後の一粒まで夢中で平らげてしまいました。
神田、三越前、新日本橋といずれの駅からも近く、アクセスも抜群。活気ある雰囲気の中で、スタッフの方との会話を楽しみながら、リラックスして過ごせるのが大きな魅力です。ぜひ、土佐の郷土料理をお腹いっぱい味わってみてください。
年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(51)店舗情報
■店舗名:土佐みょうじん
■住所:東京都千代田区鍛冶町1-9-19 GEMS新日本橋 1F
■営業時間:月・火・水・木 11:30 – 14:00(L.O. 13:30) 17:00 – 22:00(L.O. 料理21:00 ドリンク21:30)、金11:30 – 14:00(L.O. 13:30)17:00 – 23:00(L.O. 料理22:00 ドリンク22:30)、土15:00 – 22:00(L.O. 料理21:00 ドリンク21:30)、日・祝日は定休日
■店舗URL:https://tosamyojin-shin-nihombashi.com/
(不定期連載)
【プロフィル】Hatsumi Itou(ハツ)年間600軒飲み歩くグルメハンター/東京グルメサロン主宰
年間600軒飲み歩くグルメハンター、SNS総フォロワー23万人超。グルメコミュニティ「東京グルメサロン」主宰。〝本当に美味しい店〟だけを厳選紹介。人生のテーマ:「グルメは最高のコミュニケーション」
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